2014/12/30

株歴20年~25年の変化

最近になって感じるのは、銘柄選びが少し変わってきたなぁということです。

以前は酒・タバコ・パチンコ・消費者金融などグレーゾーンに属する株は、それだけでパスしてましたが、最近は特にそういう拘りもなくなりました。

そういう規制リスクの高い銘柄でも、ちゃんとそのリスクを株価が織り込んでいて、高いROEと配当を継続しているなら最近は買うのもやぶさかではありません。

というか、米国ではトマホークとか空母を作っている会社が普通に上場していたりします。
そしてそういう軍需関連企業は、国が顧客のためキャッシュフローが安定しており、食品業界に並ぶ固い銘柄として広くミューチュアルファンド等にも買われていたりもします。

以前なら自分のお金が人殺しに使われるなんて嫌だなぁ…と思って投資しませんでしたが、今は事業継続性とリスクを勘案して合格と思うものはウォッチ銘柄に入れています。(とは言っても、日本のパチンコ・消費者金融はその面から評価しても、やはり魅力を感じないので相変わらず購入対象外ですけどね)


どうしてこうなったんでしょうか?

多分、最近は流れに逆らった投資行動をしなくなったんだと思います。

中国に「上有政策下有対策」(上に政策あれば下に対策あり)という諺があるそうですが、1人の力で世の中を変えようなんて考えるよりも、流れに対応した行動をするほうが大抵の場合は得なんだ、という考えの割合が増えたんだと思います。

これは利己的だと思いますし、もっと言えば自己を犠牲にして世の中を良くしようとしている改革者にタダ乗りしている寄生虫ともいえるでしょう。

しかし、人には役割というものがあるのです。私に率先して世の中を改革するリーダーシップやカリスマ性があればそうしますが、残念ながらそれはありません。

それなら、そういう活動はそれが得意な人に任せて、自分は応援する立場に回ったほうがいいんじゃないかと思うわけです。人は自分が人よりうまく出来る事をやる方がいいんです。

だから、日本の末路について悲観的な分析をしたとしても、自分がとばっちりを受けないようにするにはどうするか?という事を必死に考えます。

私に出来る事といえば、土地バブル崩壊・ITバブル崩壊・リーマンショックをなんとか死なずに乗りきった経験から考えることを、ここで細々とシェアすることくらいです。

それでとばっちりを受ける人がひとりでも減ればいいかと思い、あんまりページビューがなくても細々と続けているわけです(私の考えが100%正しいわけではありませんが…)
すると、いろいろなアイデアが浮かんできて、その方が明るい気分になるのです。

まずは各自がうまくとばっちりを回避して、その後、儲けたお金で頑張っている改革者を応援すればいいんじゃないでしょうか。

2014/12/27

2014年12月の投資成績と注目銘柄

資産は横ばい。円安による資産減少がようやく下火に。 


■投資履歴

























 
■最新の注目銘柄 
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。
その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。 



■コメント
 今月は結構いろいろと投資行動がありました。

まず米国株。逆オイルショックによるルーブル暴落で小安い場面があったので、10月の急落で拾えなかった銘柄を中心に少々買いました。以前から欲しかったジョンソン & ジョンソン(JNJ)などが手に入って一安心。Exxon Mobil(XOM)も欲しかったのですが、あと2ドルというところで買えませんでした。

次に中国株では、0576浙江高速道路が+25%の謎急騰。こういう時は取りあえず売り、ということで一旦全株放出しました。中国株はたまに何の理由もなく暴落・急騰して次の日には元に戻る、ということがあります。そしてそれについて後日に何のニュースも出ないので 謎のまま終わることになります。そういえば今月BYDも暴落してましたね。

最後に日本株。逆オイルショックで日経もつられて下がったので、前から気になっていた9984ソフトバンクを少々購入。これは1、2年はレンジ相場になると見ているので、ほどほどに上がったら一旦売って、下がったらまた買い、というトラリピ的投資でもしようかと思います。
それにしてもこの購入により、米国のAT&T、中国のチャイナモバイル、日本のソフトバンクと、通信株はほぼ全地球をカバーしてしまいました。



さて、今月最も気になったのは実は為替相場です。
ルーブル危機が起きた時、ここ半年の急激な円安ドル高で投機筋も投資筋も米ドルのロングポジで腹一杯だったはずです。
ここでこんな危機が起きた場合、普通なら安全資産としてのJPY買い+投機筋の大きな巻き戻しが起き、10%程度の円高の1ドル110円近辺まで円高が進む可能性がありました。

しかし実際には一瞬だけ115円台を付けた後、何事もなかったかのように120円台まで戻って行ってます。大きな円高要因に反応薄。これは何を意味するのでしょうか。
私が考えるに今回の円安のトレンドは、これまでとはかなり違うぞ、ということです。

私が投資を始めてから見たことがある円安相場は1ドル160円程度でしたが、今回はそれを超える1ドル180円~200円以上といった異次元の円安に発展する可能性を感じています。

ただ、そこまでの円安が進むには今後数年の間
  1. 米国景気の好調が続く
  2. アベノミクス第3の矢、特に労働市場と社会保障の改革の遅れ
  3. 原発の再稼働の遅れ
の条件が必要です。

私の投資用資産における現在のJPYのキャッシュポジは19%ですが、この条件が揃いそうなら、これをもっと下げるのも有りです。
従って今後の政治についてはかなり注意してみていく必要があると思います。

そして、その条件がもし現実になった場合、今回のルーブル安のような加速度的な円の暴落が始まったあと高齢者までもが外貨預金をしだすでしょう。ここが円の最安値になると思います。
その後、緊急財政正常化法案のようなものが可決されて正常化に向かうでしょう。その時は、残っていた岩盤規制もキレイに撤廃され、消費税が上がって年金や健康保険といった社会保障がカットされるでしょう。そしてGDPを半分程度まで落とした日本は緩やかに再成長に向かうと思います。






■おまけ

以前集計してた、JPY建てグラフのその後です






 


 

2014/12/24

会員制リゾートホテルに興味


ついこの間、東京ベイコートクラブという会員制リゾートホテルを知りました。

会員権を持ってる人から聞いて初めて知ったのですが、会員の紹介があればゲストとして利用できるそうです。会員のみじゃないんですね。

気になる費用はリンク先のGUEST価格になるのですが、ミドルランクのラグジュアリースイートでサービス料込の総額4万円もあれば泊まれそうです。

お台場の他のホテルではホテル日航東京の60㎡位のスイートが確か一泊20万程度でしたので、90㎡だと普通に泊まれば一泊30万はするでしょう。それが4万ですから、これは安いんじゃないでしょうか。

まあ会員制リゾートホテルは最初に会員権を買って、さらに年会費を数十万も払うので当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。



ちなみに会員制リゾートホテルと言えば、以前にヒルトンのセールスを受けたことがありました。いつの間にか個室に監禁されるという流れで、宗教の勧誘みたいで怖かったです(笑)あんな怖い目にあったのは横浜でエウリアンと対峙した時以来です。

内容は確か700万くらいの会員権を買うと世界のヒルトンに年12泊くらいできるという感じだったと記憶しています。

でも単にヒルトンのランチ無料券(1万円相当)が貰えるということで、乞食のように話を聞きに行っただけでしたので、購入はしませんでした。

その時は興味無しでしたが今回は少し気になったので、ベイコートの会員権の取引相場を調べてみたところ、最高ランクのロイヤルスイートの12泊タイプが900万くらいで売りに出ていました。売出し価格の4割強といったとこですね。

その他に仲介業者に払う手数料と名義書き換え手数料で多分100万くらいかかると思いますので、総額だと1000万くらいでしょうか。



会員になると東京ベイコート以外にも全国にあるエクシブという会員制リゾートホテルも利用できるので、まあ頑張れば元は取れるかもしれません。

一泊20万として、12泊で年240万。残存期間10年で2400万円分の宿泊権に対し、追い銭が一泊3万x12泊x10年で360万プラス年会費が10年で200万~300万の合計700万程度。差引き1700万くらいの価値は有りでしょうか?

相当旅行が好きならなんとか・・・という感じです。

しかしゲストなら(GUEST価格はMEMBER価格の1.5倍とはいえ)固定費が一切なしで単発で利用できるのですから、結局ゲストが最強でしょう。持つべきものは友達です!

2014/12/21

クリスマスプレゼント?

データセクション(3905)のIPOに当たりました━━(゚∀゚)━━!!

調べてみたらこのIPO、プラチナチケットじゃないですか!でもまぁ、発行価格が520円だから、儲かっても10万くらいだと思いますが。

いつもIPOは初値売りなのですが、今回はいっそことセカンダリも参加しようかな・・・。

上場日はクリスマスイブの12月24日。

なにはともあれ良いクリスマスプレゼントになるといいな(゚∀゚)

2014/12/17

幸福感を得て過ごす秘訣とは


私は次の二つの事から「40歳までは上を見て、それより後は下を見て過ごす」のがいいと思っています。

その根拠の一つ目は、以前30億円稼いだ方の話を聞いた時のことです。
10億円手に入れたら、どう思うと思う?」とその人は切り出し、続けて言いました「100億欲しくなるんだよ」と。

ああ、なるほど。常に上を見て生きなきゃ30億なんて稼げないんだな、と私は思いました。これは一つ真理だと思います。

でも、これではいつになっても満足感は得られません。結局死ぬまで不幸感・不足感でいっぱいじゃないでしょうか。


二つ目は、ある本で読んだ話です。52年間ほぼ全盲だった人が最新の手術で視力が40倍になり普通の生活には困らないほどに回復したそうです。その人が言うには、皿洗いの時に虹色に光る泡を見たり、ふわふわの泡を手で掬ったりして遊ぶのにいつも心がウキウキするそうです。

そう考えると自分などは両目も見えるし両手両足もあるし髪もまだあるし、すごい財産持ちだな、とも思うわけです。
手に入らないことを嘆くのではなく、持っているものを評価する方がずっと人は幸福に感じるそうです。これも一つの真理だと思います。

しかしながら、若い時から上昇志向を全くもたず、ただ今あるものに満足して超草食系で生きていたら、何も成さず、結局死ぬまで貧乏で底辺を這いずり回る人生じゃないでしょうか。



結局私が思うには、どちらかだけでは駄目で、ある年齢になったら考え方を180度変える必要があるということです。人生の前半では上昇志向を持ち、その後は今までの自分をかなぐり捨てるという生き方です。

でも、人は歳を取ればとるほど頭が固くなり、途中で自分の考えを変えることができません。それは今までの人生を自分で全否定することなるからです。

その結果、世の中のほとんどの人は不幸な金持ちか、陽気だがしょぼい人生に終わる貧乏人のどちらかに見えます。

要は幸福に生きたいなら自分の半生を「損切り」する勇気が必要だということです。

いやあ、株には人生の全てが詰まってますね。




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2014/12/10

預金額1千万以上でも全額保護




銀行に万一の時があった場合、普通預金は1千万までしか保護されません。それ以上は社債のように資産状況に応じて配当されますが、まず返ってはこないでしょう。

これは銀行ごとに名寄せされて処理され、例えば三井住友銀行の東京支店と大阪支店で各1千万ずつ預金してても、両支店合わせて1千万(とその利息)までしか保護されません。

しかし実は、銀行には預金保険制度で全額保護される種類の口座もあります。

①無利息
②要求払い
③決済サービスが可能

の3要件を備えた当座預金決済用普通預金口座などです。私は今日ハタと思いつき、試しに銀行に行って「今の口座を決済用普通預金口座にしたいんですけど」と言ったら、やってもらえました。

私は資産はほとんど外貨預金で持っているので、全く意味はないんですけどね(外貨預金はそもそも保護対象外)

資金が3、4千万程度とかある人でしたら都市銀行のいくつかに口座を開いて1千万ずつ分散して預けてもいいですが、1億とかになってきたらさすがに面倒なので、1つ位はそういう口座を作っておくのもいいかもしれません。

なお、この口座のデメリットとしては要件①の「無利息」というのがありますが、どうせきょうび普通預金なんて1千万預けても1600円しか利息なんてつかないし、保険料だと思っておけばよいでしょう。

それにもし将来に日本で普通預金の金利が5%とかになる時が来るとすれば、それは恐らく日本の経済的敗戦と言っていいような事態のはずですから、まさにこの口座の価値が発揮される時でしょうしね。



その他で、随時出し入れ可能口座で全額保護にする方法として、FX会社の証拠金などにしておくという手もあります。
でもFX会社がちゃんとしてなかったら全く意味がありませんので、大銀行のほうが安心でしょう。

ハッキリ言って銀行の破綻リスクより、FX会社のコンプライアンスリスクのほうが私なら怖いです。



さらに心配性な方で

「いやいやそれでも心配だ!日本は過去に預金封鎖をして最大90%の預金税をとったじゃないか!」

という方は、シンガポールか香港かスイスに行くという手もあります。

もっとも昨今は国際的に租税条約が進んでおり、結局無駄な努力になるかもしれませんけど、やってみる価値はあるかもしれませんね。




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2014/12/05

コネクターになるには

コネクター(人間関係の中心にいる人)になるには、与え続けるだけでいいんですね。

もちろん中には貰いっ放しの人や恩を仇で返してくる人もいますけど、大部分の人は与えられれば何か返してくれるものです。

だから株のポートフォリオの「下がる株も中にはあるけど全体としてプラス成長していけばOK」と同じように考えて、それを何年も続けていけば自然と人望と人脈って出来てくるんですね。

与えられてからお返しする、というのは礼儀は正しいですが、それだけでは人脈は広がりません。受動的だと、いつまでたってもコネクターの周りにくっついている一分子ですもんね。

いやあ、株って本当に人生に役立ちますね。

2014/11/29

2014年11月の投資成績と注目銘柄

今月も資産減少は止まらず。急激な円安でJPY資産の評価額が急減。

■投資履歴








■最新の注目銘柄
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■コメント

黒田バズーカにやられました('Д')。タイミングを見計らいながら円資産をUSDに変えていたのですが、円安のスピードに追い付かず、今月もUSD建てでの資産は減少となりました。でもだいぶJPY資産は減らしたので、来月からは円安が進んでも影響は小さくなると思います。

さらに月末にかけて原油相場が暴落し、ポートフォリオ中のエネルギーセクターが急落しました。このマイナス分も大きかったです。
でも逆から見れば、今エネルギーセクターは買いかもしれませんね。Exxon Mobil Corporation
(NYSE:XOM)なんて、なかなかの買い場じゃないでしょうか。

一方、プラス要因としては中国の利下げにより中国株が全体的に高くなっています。
あと、唯一残していた日本株がかなり回復してきました。今回のひと波でプラスになったら、こいつとは早く縁を切りたいものです。





2014/11/21

私がメイン投資先に米中を選んだ理由



データは語る!もはや何も言うまい!

そして、我々のサイフに手を伸ばす、
せまりくる日本老人の魔の手からBダッシュで逃げるんだ!(^^;)



人口動態 <資料>
http://tekitoutoushi.blogspot.jp/p/blog-page_25.html





日本の人口ピラミッド推移





ROE比較





GDPランキング
2008年


 5年後
 ↓


2013年



名目GDP推移
アメリカ




中国




日本



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2014/11/19

SBIカードと、クレジットカードよもやま話



還元率の高さにつられてSBIカードを発行してもらいました(写真はゴールドカード)

私はクレジットカードは年会費無料のものを主に使っています。
今のところ有料なのは新幹線のEX-ICカードにリンクされたJ-WESTカードのみで、ゴールドカードも2枚持っていますが、これも年会費無料です。

無料のもので済ませているのは、年会費が10万円くらいするプラチナカードのメリットがイマイチ分からないのと、実際に生活するのに無料のもので困ったことがないからです。



ただ最近知ったのですがアメックスセンチュリオンという年会費35万円(税抜き)のカードがあるのですが、これはちょっと欲しいかなと思います。

年会費35万円と聞くと最初はアホか!と思いますが、サービスの内容を知ると、これは決して高くないどころか、むしろ安いと感じます。

まず、このカードのデスク経由では、どんな予約が困難なレストランでも必ず予約できるそうです。花火の日のデートなどの場面で助かりそうですね。

次に、ホテルのどのグレードの部屋を予約しても、必ずスイートにアップグレードされるそうです。これだけでも、よく宿泊する人であれば簡単に元が取れるんじゃないでしょうか。

極め付けは、パーソナル秘書サービスというもので、例えば彼女の誕生日が近いような場合、デスクに電話して「プレゼント何がいいかなぁ?」と相談するだけで、彼女に合った花束とプレゼントを良きに計らって送っておいてくれるそうです。
これなんかは不器用な私なんかにとっては羨ましい限りです。

ここまでやってくれるなら十分に安いといえるんじゃないでしょうか。

ただし入会条件は不明で完全インビテーション制。基本的にアメックスプラチナ・カード保持者の中から厳選されたお客さまのみにインビテーションが行われている模様です。

というわけで、狙って保持できるわけじゃないので、欲しくても入手できません(涙)

あ、もしかして毎年13万払ってプラチナ使ってる人って、このセンチュリオンのインビテーション目的なんだろうか?



さて、そんな別世界の話は置いといてSBIカードです。

これのいいところは、何といっても還元率が最大1.2%と高めな点。またSBI証券との連携が良く、投資信託を持っていると年率で保有高の0.2%がポイントバックされます。

インデックスファンドなど、投資信託を大量に持っている人なら実質的に信託報酬が0.2%安くなるわけで、かなりおトクでしょう。

デメリットとしては、レギュラーカードのくせに審査が結構念入りだったのと、その割には限度額が40万と低かったことが挙げられます。

また、実際に1か月くらい使ってみてサインがいる場面が多いと感じました。
コンビニはサインレスでOKでしたがスーパーではだめでした。食料品売り場のレジで後ろに人が並んでいるのに、サインさせられるのは気が引けます。

あと発行会社の信用がイマイチのようで余計な不安を感じながら使わなくてはいけないというのはちょっと悲しいですね。
もし会社が整理されてしまったら公共料金の引き落としの変更とか面倒ですよね。

とは言っても、還元率の高さによる節約効果は何物にも代えがたいので、他のカードでアシストしながら私は暫くメインで使ってみようと思っています。


蛇足ですが、バフェット様はアメックスからBlackカードが送られてきたのに年会費が高いということで返送し、今でも一般のアメックスグリーンを使っているそうです。

そりゃあ、眉をピクリと動かしただけで、何をしてほしいのか読み取ってくれる超優秀な秘書が既にいるのですから、必要ないですよね。


■追記

アメックス出世コースまとめ
グリーン→ゴールド→プラチナ→センチュリオン=チタン→クリスタル or スケルトン or パープル


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2014/11/14

ソフトバンクの企業価値

少し前ですが、ソフトバンクの2015年3月期 第2四半期の決算発表がありました。

これがTwitterで話題になっていたので久しぶりに孫さんのプレゼンテーション動画を見たところ、1時間近いプレゼンだったのに飽きるどころかグイグイ引き込まれてしまいました。いやー、やはり孫さんという人は凄い人ですね。

それで決算ですが、いいんじゃないでしょうか。ソフトバンクは買いだと思います。

私は基本的に日本株へは投資しませんが、ソフトバンクの売上、従業員、取引先、経営者はこれから急速に海外比率が上がっていくと思いますので、数年後には外国企業と考えていいような状況になっているでしょう。

ただ日本市場に属している以上、どうしても日経平均などの影響を受けてしまうのは嫌ですけどね。


ところで、プレゼンでソフトバンクの時価総額についてのスライドがありました。




このスライドで孫さんは
  1. 現在のソフトバンクの時価総額はアリババの持ち株だけで同じくらいになる!
  2. だから今ソフトバンクを買うことは、スプリントやヤフー、ソフトバンクモバイルの通信事業がタダでついてくるようなものだ!
  3. もっと評価されてもいいはずだ!

と訴えておりましたが、これはちょっと「んんん!?」じゃないでしょうか。


スライドの「ガチョウプレミアム」とはバークシャーのバフェットプレミアムと同じものです。
バークシャーの時価総額は傘下の持ち株の時価総額の合計よりも大きいですが、その差額のことをバフェットプレミアムと言います。

孫さんはヤフージャパンやアリババを見抜いたその投資眼によってソフトバンクにもそのプレミアムがあると訴えているのですが、まだ現状は世界の投資家からそこまで信頼は得ていないと思います。


次にその下の「新インターネット企業群」ですが、これはインドを中心に今投資中の企業の十数年後の成長を見込んだものです。
これも確かに期待はできますが、いかんせんベンチャー投資は水物です。ですから最初から成功を前提として企業価値を見積もるのは、ソフトバンクに投資する立場からすると危険です。


その下のSprint、国内通信事業、ヤフー・ガンホー・SuperCellについては、ソフトバンクの事業セグメントに入っているものですので、非事業用資産からは除外し、私だったらまとめて「事業価値」としてざっくり9兆円と見ます。

ここは大事なところなのですが、企業価値の見積もりにおいて売ったら事業が成り立たないものは「事業価値」に入れて、資産としてはカウントしません。

例えば、ホテル業でホテルの不動産がなかったら事業は成り立ちませんから、その不動産評価額を企業価値に入れないのと同じです。


その下のアリババだけは、売っても今のソフトバンクの事業は成り立ちますので、資産としてカウントできると思います。これが8兆円強。

ということで、辛目に見ればソフトバンク事業価値と非事業用資産の合計は9兆+8兆強で18兆くらいと思います。

一方、ソフトバンクには巨大な負債があることも忘れてはいけません。これが四季報によると大体8兆円くらい。


ということで結局、ソフトバンクの企業価値は18兆-8兆=10兆と私だったら考えます。すると、現在のソフトバンクの時価総額は9兆強ですので、あら不思議、ほぼ一致するじゃないですか。

以上から市場は十分に効率的であると思います。大体、時価総額が1兆円も超えるような規模になると、割高や割安になることは無く、いつもフェアバリューなものです。

だから孫さんの「今ソフトバンクを買えば、スプリントやヤフー、ソフトバンクモバイルの通信事業がタダでついてくる!」というのは「iPhone実質0円!」と同じトリックで、中身を見ると全然0円じゃないようなものですね。


とは言うものの、私は孫さんのガチョウプレミアムや、新インターネット企業群についてはかなり期待しています。

現在の株価はその成功を織り込んでいないと思われますので、向こう20年においてかなり大きなアップサイドリスクが見込めると思います。Sprint事業が軌道に乗ればさらに上積みできるでしょう。だからソフトバンクは買いでしょうと思うわけです。

そんなわけで今度日経が大きく崩れでもしたら少し買ってみようかと思っています。

2014/11/11

セミリタイアに必要な資産額と知識



今回のまとめ
  • セミリタイアに必要な資産額は完全にケースバイケースだが、各人でどれだけ必要なのか計算する方法はある
  • 重要なのは資産をいたずらに多く確保することよりも、状況変化に応じて常に数年後の状況を予測し、必要な対策をすぐに打てるようにしておくこと


ここのところ脱社畜・脱サラに関する記事が続いてますが、今回もセミリタイアについてです。

脱社畜してアーリーリタイヤするというのは、先進国の労働者の間ではよくある目標だと思います。実際、ウォール街で働く人は皆、アーリーリタイヤが目標だと聞きます。

日本だと、そう言うことを声を大にして言いにくい雰囲気がありますけど、それはなるべくみんな労働者でいてほしいという資本側にコントロールされた教育のせいかもしれません。

そう思うのは外国でアーリーリタイヤしたと他人に言うと「ああ、この人は要領のいい優秀は人なんだな」と思われるそうですが、日本だとどうでしょう。「いいよなー金持ちのドラ息子は!」と妬まれるか、筋金入りの社畜だったら「なんだ、ただの無職か」と急に上から目線になるのが関の山じゃないでしょうか。

でも、そもそも労働とは健康に生きるためには幾ばくかのお金が必要だから、それを得るために仕方なくするもののはずです。
それがなぜか日本企業に入ると健康を害して働くことを強制されてしまいます。
これでは本末転倒じゃないでしょうか。

日本人も早くグローバルスタンダードな物の見方になって、karoshi なんて不名誉な国際語は返上してほしいですね。



というわけで、出来れば早めに脱社畜したいものですが、そうなると真っ先に気になるのが「じゃあ一体いくらあれば安心なのさ!?」ということじゃないでしょうか。

この問いについての答えは残念ながら「ケースバイケース」です。各個人で求める生活レベルも違えば年齢・背負っているものも全く違うので一意に決まる数字ではありません。

しかしこの答えでは納得できないでしょうから、今回はどうやってその「ケースバイケース」を計算するのか、そのひとつの方法を紹介します。

まずは表計算ソフトを立ち上げて下のようなシートを作ってください。



このようにシートには家族の年齢、家族のイベント、収入、支出、資産、起こるであろうライフイベントとその費用を書き込みます。

貯蓄残高の変動率は、この先どの位の利回りで運用していけるかという重要な数値です。
今回のテーマはアーリーリタイヤですので、年齢が30代から40代だろうということで、現在のNYダウ工業30種の平均配当利回りである2.17%を適用しました。

日本を除く資本主義の国、特に美しく資本主義が機能している米国では、安定期に入った一流企業は毎年EPSと配当を上げていくのが当たり前となっています。

それと同時に元本である株価も長い目でみれば成長していくように経営されていますので、余命が30年もあるのであれば、十分に安全な予定利回りであると思います。

ちなみに今現在60歳とかいう人の場合は、余命が少ないため株でリスクはとれません。その場合はリスクフリーレートである10年国債の利回りである0.5%程度にするべきでしょう。

そして、このサンプルでは自分が死ぬ時(平均寿命)に家族に残す遺産として、相続税がかからない最大額になるようにしています。こうしておけば間違えて100まで長生きしてしまったり自分に介護が必要になってもまあ安心、というわけです。
ここまで固く見ておけば十中八九は大丈夫でしょう。

このように計算すると、現在いくらあればセミリタイアできるかが分かります。この例では1億1600万円ですね。

ちなみにこのシート上の利回りを3.5%とかにすれば、もう資産は減りません。これがアーリーリタイヤからさらに一歩進んだ「ファイナンシャルフリー」という状態で、究極のゴールでもあります。



さらに、この計算をすると2つの大きなメリットがあります。

一つは、脱社畜後に資産が減って行っても、それが想定されたロードマップに乗っているのであれば安心できるということです。

この計算をせずに漠然と「これだけあれば大丈夫だろう」と思う資産があってセミリタイアしても、毎月減り続ける預金残高を見るたびに言いようのない不安を感じてしまい、楽しい時間を過ごせないかもしれません。
このプレッシャーは意外にキツいようで、このために再び社畜へと戻っていく戦士たちも少なくないようです。

二つめは、想定外のことが起きてもすぐに数年後の状況を予想できるので、即座に必要な対策を打てる、ということです。

例えば、年金の受給開始を68歳に後ろ倒しする法案が通ったとか(おそらくそうなるでしょう)、離婚して慰謝料を払ったら資産減っちゃったヨ!などのダウンサイドリスクが起きた場合、いつ資金がショートするかはシートを見ればすぐにわかります。

それならここらで2、3年バイトしとく?、など実際に破たんする何年も前から対策でき、結果的に破綻を避けることができます。

逆に予定よりも高い運用益が出た、などのアップサイドリスクが起きた場合、各年の支出を増すこともできます。なにしろ死ぬ本人にとって、お金とは死ぬ時に価値がゼロになるオプションのようなものなのです。
それなら少しでも若いうちに消費しておくことがトクなのです。ため込むのは愚行以外の何物でもないのでガンガン使いましょう。



このように、もし人生の序盤で上手にお金と付き合うスキルを身につけ、脱社畜することが出来たなら、「人生最大のリソースである時間」を社畜人生よりも格段に多く捻出することができ、有意義な人生となるでしょう。

作り出した時間は、仕事を選んで働いたり起業したり、興味のある分野について理解を深めたり、友人とのコミュニケーションを増やしたり、など自由に使うことができます。

さらにここが重要なのですが、会社に売らなかった時間に加え、売らなかった「健康」によってダブルで持ち時間を増やすことが可能です。

一方、社畜を続けた場合はどうでしょう。
会社に「時間」と「健康」を売り続ける生活を65歳まで続ければ、男性の平均的な健康寿命は72歳といいますから、今30歳だとしても残された時間はたったの7年しかないのです。いまわの際に振り返ってみれば、その人生は税金を払う機械のようだったと思うことでしょう。

私は日本は資本主義のルール上に法がつくられており、会社はその法の上で作られているのだから、資本主義(=お金中心主義)のルールを覚える事が何より先決だろう、という考えをもっていますが、それは今回のような話が頭にあるためです。

株や税について知ろうとする前にカーネギーやドラッガー、ジム・コリンズの本を読むのは、数学でいえば1+1を習う前に微積分の勉強をしてるようなものじゃないでしょうか。




ところで、これまでの話は主に自活する男性女性の話でした。
専業主婦やそれを狙っている女性の場合は、少し事情が違います。

社畜だろうとなんだろうと夫の稼ぎで食える見込みのあるうちは、夫に生命保険だけかけておけばあとは特に心配ないでしょう。

ただ、アベノミクスでは労働人口の減少を女性の社会参加によって穴埋めしよう、というねらいが見え隠れします。

アベノミクス成長戦略の「女性が輝く社会」は凄く聞こえが良くて、女性にとってはあたかも自分たちの価値と権利が高まるような気がすると思います、

しかし私はこの真意を一言で表すなら、今後は既婚女性も社畜に加わってください、ということだと思います。

政府の本音をぶっちゃけて言うと「少子高齢化問題を放置してたらもうどうしょうもなくなっちゃったから、これからの女性のみなさんには子供も産んで、夫婦で家事もして、さらに介護もして、男同様に働いて、税金と年金も払ってくれませんか?そうしないと老人に年金と病院代払えないんです!!」といったところじゃないでしょうか。


ぼーっとしてたらそういう社会の波にのみ込まれて、ダンナの稼ぎだけでは生活できなくなり、まんまと国の思う壺にはまってしまうでしょう。

この兆候は既に出ていて、深夜にコンビニやマクドナルド、ラーメン店などに行くとおばさん労働者の増加が目につきます。女性がアラフィフになってからオジサン社畜と同様に午前2時に働いているのです。
政府の言う「輝いている女性」の実際は(一部のロールモデル以外は)こんな感じじゃないでしょうか。

そんなのはまっぴら!と思ったら今回のようなライフプランを早めに考えて、将来困らないように対策しておくか、若い女性の場合は女子力をUPして年収500万円以上といった高給な未婚男性と結婚するしかないでしょう。

ただ報道によると そういう男性は既に少数派で、そこから我慢できる容姿・性格というフィルターを掛けると数はさらに減ってしまうため、なかなか厳しいようです。



以上、今回は思いのほか脱社畜のすすめになってしまいました。

しかしながら、今の仕事と立場にものすごく満足していて、生涯現役でいたい!という極めてラッキーな人もいると思います。そういう人は老害になる前に勇退さえして頂ければ、そのままで全く構わないと思います。

しかし、そうでない大多数の労働者にとって、今回の情報がちょっとでも役に立ってもらえれば幸いです。



参考記事
インターネットが開いたパンドラの箱



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2014/11/06

配当金でセミリタイアする時におトクな情報その2(外国株の場合)

前回の「配当金でセミリタイアする時におトクな情報」の続きです。

今回は外国株の場合について、分離課税と総合課税のどちらの方が社会保障も含めておトクになるのかシミュレーションしてみます。


結論としては「外国株の場合でもやはり総合課税がおトクだが、おトク度は日本株より劣る」です


外国株の配当税について日本株との違いは
  1. 外国株の配当には配当控除の適用はない
  2. 租税条約によって外国で強制的に源泉徴収される
  3. 2で源泉徴収された分は外国税額控除である程度取り返せる
といったところです。

外国株からの配当が手元に届くまでを図示するとこのようなイメージです




大和証券HPから引用



さてそれでは早速、試算してみます。

配当収入は仮に240万とします。






 


結果はやはり総合課税にした方がおトクになりました。

ただし、外国株の場合は現地で問答無用で源泉徴収分される10%分の存在感が非常に大きく、がんぱって外国税額控除を使って取り返しても納税額はどうしても増えてしまいます。

また、分離課税が有利になる分岐点を試算したところ、このモデルケースでは日本株と同じ1600万程度でした。

やはり源泉分離課税は税率が20%と高いので、なかなか総合課税と逆転しないものです。

逆転するには総合課税の累進課税で20%以上となることが必要です。
しかし総合課税にはいろいろ控除があるので、これを超えるには配当金が相当高額にならないといけません。だから源泉分離がトクになる国民は本当に少ないと思います。


以上が今回の検証でした。
いかがでしたか?

ここまでの知見から一つ仮説をたてるなら、ザックリとカンタンに納税を終わらすような手法は、99%は納税者が損するように税務署は制度設計しているのではないか、ということです。

ラクなほうにラクなほうにと流れると、ますます税務署をもうけさせる結果となりそうです。

※なお、今回の記事は米国株の場合で書いています。国によっては租税条約による源泉徴収率が異なります。



参考サイト

マネックス証券 米国株取引に対する税金の税率
国税庁 No.1240 外国税額控除
川口市 外国税額控除



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2014/10/30

配当金でセミリタイアする時におトクな情報


今回のまとめ

2017/11/17追記:その後税制がいいとこどりできるように明確化されたようです→【超朗報】上場株式等の配当の課税方法、実質見直しで所得税と住民税を別々に分けることができる!【配当生活に追風】
  • 夫妻(40歳以上)、子1人(16歳未満)のモデルケースでは配当金1310万以下なら総合課税、それ以上なら源泉分離課税が良い
  • 配当控除は強力。大抵の場合は源泉分離より総合課税のほうがおトク
  • 私だったら、年金は25年間以上は払わず、自助努力でカバーする選択をする


ある程度資産があって、脱社畜して配当のみでセミリタイアを計画した場合、気になるのは税と社会保障費ではないでしょうか。


一体どのくらいの配当収入にするのが最適なのか?
気になったので調べ始めたら意外にも奥が深いものでした。

配当に掛かる税の納付方法は主に源泉分離課税と総合課税があります(申告分離もありますが今回のテーマは配当収入で暮らすことについてですので、譲渡損失は考慮しないので、これは扱いません)。

源泉分離課税を選ぶと約20%の分離課税で課税関係が終了し、この分は所得税上の所得に該当しません。すると所得税・住民税上は所得ゼロのニートと同じ扱いになるため、住民税と国民健康保険がタダ同然になります。

逆に総合課税を選んだ場合、配当控除を利用することで分離課税のとき20%だった税を7.2%まで圧縮することが可能です。しかしこの場合の所得は所得税上の所得に入ってしまい、国民健康保険料・住民税が高くなってしまいます。

どっちがトクかは、これはある数字が他の数字に影響を及ぼす類の問題であり、税制の文章を読んでいただけでは全く分からないのと、ケースバイケースですのでモデルケースを設定しエクセルで試算してみました。

その結果このケースでは配当金1310万円までは総合課税がおトクで、それ以上は源泉分離が逆転する、となりました。

以下がその逆転寸前の数字です。



配当額がこれ以上になると総合課税の累進税率によりドンドン源泉分離が有利になっていきますが、普通の人はそんなに所得がないでしょうから総合課税が適していると思われます。

いろいろな数字での試算は以下です。
配当金1200万円なら源泉286万、総合は268万で約20万円お得。
配当金1000万円なら源泉245万、総合は190万で約55万円お得。
配当金600万円なら源泉164万、総合は135万で約29万円お得。
配当金400万円なら源泉123万、総合は110万で約13万円お得。
配当金200万円なら源泉83万、総合は76万で約7万円お得。
となりました。

なお、社会保障費のうち大きなウェイトを占める健保は、モデルケースだと配当収入1,065,000までは5割の軽減措置が使えます。

これを読んでいる読者の方は上記の手順で自分の状況に応じて、どれだけ配当収入を得るのが最適か考えるのが良いでしょう。


また年金も大きなウェイトを占めますが、これも所得に応じて免除制度があって、ほぼタダにすることが可能です。しかし、そうすると将来の受給額にも影響してしまうというデメリットもあります。

総合的な視点で見れば、年金は年間37万円とあまりにもインパクトが大きいので、25年までは払うとしても、それ以降は未納か免除にするというのも有りかもしれません。

年金は25年間(300月)払えば受給資格を得られ、本来の支給額の6割ですが老後に受給することができます。
「大部分は自助努力でやるから、社会保障は健康保険と年金をちょっとだけの薄めでいいよ」という人もいてもいいんじゃないでしょうか。

だって、年金はマクロ経済スライドにより、今後は実質的価値が大きく毀損されていくのが既に確定していますから。


ところで所得税において、なぜ配当だけ税控除があるのか最初は不思議でした。金持ち優遇か?と最初は思いましたが、配当控除からJ-REITが除外されているのを見て、すべてを理解しました。

配当金とは企業が法人税を支払った後の残りかすの分配なのですから、ここからさらに課税するというのは本当は二重課税なんです。

だから、配当に関する税は「払わない」のが普通なんです。源泉にして払っている方がお人よしなんです。

J-REITは収入のほとんどを配当する代わりに法人税を免除されているので、配当控除からは除外されているんですね。




また、今回は日本株の場合であって外国株の場合は全く違う計算になります。
このブログのメインテーマは外国株ですので、これはまた後日試算してみたいと思います。



参考

堺市国保の保険料 簡易計算ページ

 
上場株式等の配当金にかかる税金
国民年金保険料免除・納付猶予の所得の基準



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2014/10/26

2014年10月の投資成績と注目銘柄

今月の投資成績はBADでした。タイミング、銘柄ともに最悪でした。

■投資履歴







■最新の注目銘柄
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。
その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。



















































■コメント

まず痛かったのが米国株。つい最近、今後は米国株の比率を上げる方針に変えたところですが、現状はほぼノーポジだったので、いつ買う?今でしょ!というわけで取りあえず少し買うことにしました。

とはいえ当時のダウが17200ドルで高い株は本当に高かったので、その中でもなんとか買えそうな
株を3銘柄を買いました。

ところが買ったとたんにダウに雪崩発生!
これに巻き込まれてしまい、いきなり含み損になっています(>_<)

よくよく考えたら、QEが終わって下がるのは毎度のパターンであったわけで、きちんと把握していれば予想できたことですし、これは大失敗でした。


銘柄についても、PERが低くて時価総額が大きく、配当利回りが5%を超える株なら下がってもマイルドだろうと思って買ったものの、しっかりインデックス並に下がってしまっています。

一方、私のベンチマークにしているBRKはIBMとコカコーラの暴落があったのに先月より上昇しています。そのせいでまたBRKとの差が広がってしまいました。

2014/10/24

NISA口座はIPO専用にしよう

先日、セレスのIPOに当たって10万円くらいの利益が出ました。

今回はNISA枠が足りなくて普通の源泉徴収ありの特定口座で売買したのですが、私は平均して年1~2回はIPOに当たるので来年からはNISA枠はIPO専用にとっておこうと思います。

NISAは税金が掛からないのはいいのですが枠自体100万円と半端ですし、売った分だけ枠が復活するわけでもないので短期投資もできず、ちょっと使いにくいですね。

それで今年は口座を無駄に埋めてしまっていたのですが、IPOなら投資単位が10万~40万で私の当選確率だと年100万の枠はちょうどいいし、IPOは利益幅も大きいので譲渡益税対策としてもいいです。

ようやく私にとって有効な利用法を見つけました。

まあ、国としては日本株に長期投資してくださいという趣旨でしょうけど、それなら5年制限だけは絶対に撤廃してほしいですね。年の枠も500万くらいは欲しいところです。

2014/10/20

⑥ハゲになれ!

前回のつづき

とはいうものの、自分はまだアラフォーでバフェットの約半分しか生きてません。自分にはまだ時間があります。この10年間の失敗から学んだこともたくさんあります。

例えば自分は日本人だからJPYにこだわり過ぎたと反省しています。GDPでは日本はもうすっかり中国に抜き去られ背中も見えなくなっています。
今後はもう、このような成長しない老いたローカル国からは完全撤退し、資産もすべてドル建てで見るべきだと痛感しています。
投資先は米国40%中国40%、その他(香港・台湾・英国)20%程度に変更して、今まで手薄だった米国株に注力すべきと思っています。

また個別株投資で、インデックスのはるか上空でバフェットと空中戦になったという結果は「賢明な投資家」には届かなくても「少しマシな投資家」くらいには言えると思います。
そりゃあ過去にペトロチャイナやBYDといったバフェット銘柄を提灯買いをして小銭を稼いだことはありました。だけど今ガッツリ買ってるのは自分で選んだ個別株です。現在のMYファンドの組入銘柄にはコカ・コーラなどのバフェット銘柄は一つもありません。
だから、ここで成長を諦めてしまうのも勿体ない気もします。

そもそも自分の場合はインデックスには勝ったので将来バフェットがいなくなってもパッシブ運用はしたくないですし、せっかくQ先生とバフェットが残してくれた多くの箴言を無駄に捨てるのも申し訳ない気がします。だから、まだ精進してみようかと考えています。

幸いなことに最終的に負けたとはいえ、数年間に渡ってあのバフェットを圧倒的にアウトパフォームしていた時期があったので、既に投資規模はそれなりに達しています。

今では全力で小型株でも買いに行こうものなら、それが東1銘柄であっても自分の注文で株価が動くだろうし四季報にも名前が載るでしょう。スノーボールの芯は出来ていると思います。あとは長い下り坂をみつけて一押しするだけです。

もっとも現段階では自分の長いライフサイクルのうち最初の10年をマアマアうまく乗り切ったにすぎません。今後10年以内にインデックスに抜かれるかもしれません。

しかし最初の10年を乗り切らなくては20年も30年もありません。その点では、ひとまず最初のハードルは越えたかなと思います。

ということで、ここは孫正義風にホラを吹いてみたいと思います。
次の10年こそバフェットに勝つ!


なお10年間続けてきたこの成績履歴のエントリですが、目的達成になったので一時は終わりにしようかと考えていましたが・・・今のところはドル視点にリニューアルして今後も続けるつもりです。

2014/10/17

⑤今後10年はどうするべきか?

前回のつづき

ではこの結果を踏まえて、今後どうすればいいのか。

投資が趣味でもなく時間も割けない「普通の人」は、BRK株にドルコスト平均法で投資するのが引き続き最善でしょう。
ただバフェットも高齢なのでそう遠くない将来に亡くなる可能性は高いです。その時はそのままBRK株を持ち続けるか、S&P500インデックスにシフトするか様子を見て決めればいいでしょう。

カリスマを失ったBRK株は一時的に急落すると思いますが、そうしている間にもバフェットのポートフォリオは日銭を稼いでくれます。
バフェットが死んだって相変わらず男性の髭は伸びるし、人々はコーラを飲み続けるに決まってます。従って株価はそのうち落ち着きを取り戻すはずです。それからゆっくり考えても遅くはないでしょう。
そもそもバフェットの後継者問題は既に手あかのついた議論です。バークシャーも既に対策済みであり、それほど心配はいらないでしょう。

さて自分はどうするか。

わずかとはいえ最後にバフェットに負けたのは事実。最も合理的に考えれば、MYファンドは解体して自分も全額をBRK株に投資するべきでしょう。
そもそも資金が少ないのにバフェットに負けたMYファンドは実質的には完敗したのと同じです。
巨額の資金を運用するバフェットに比べると自分の投資資金など吹けば飛ぶ規模です。一般に株式投資では資金が少ないほど利回りを上げるには有利になります。資金が少なければ流動性リスクが低くなるからです。
それでも負けたという事実は重く受け止める必要があります。


次回 「⑥ハゲになれ!」 につづく


2014/10/14

④バフェット VS MYファンドの結果は!?

前回のつづき


ところで、この間バフェットの成績はどうだったのか。これを評価するために前のグラフにBRK株を追加してみます。こちらも2005年8月を基準としています。

結果は以下のとおり



ナント、つい最近抜かれてるww。


ここ10年、MYファンドは圧倒的にバフェットをアウトパフォームしていたのに!
直近2年のバフェットの猛追で大逆転!オーマイガッ!!しかもこのトレンドからするとドンドン差が広がりそう・・・。バフェット恐るべし。
こんなドラマティックな事が起きてたなんて!

敗因は自分はポジションを外しすぎたことじゃないでしょうか?もたないリスクというやつですね。

それにしても実際にグラフ化してみると思っていた形とはぜんぜん違うものです。自分ではインデックスの20%程度上にMYファンドがあって、バフェットそのはるか上じゃないかと予想していましたが実際は全く違うものでした。きちんと定量データを分析していくことの重要性を感じました。



ここまでの結果をいったん簡単にまとめます。

まず、自分を含めて大多数の投資家にとって直近10年の大正解は「バークシャーの株式をひたすらドルコスト平均法で買い増しする」ことだったようです。

またインデックス投資は、やはり愚かな投資だったともいえるでしょう。
なにしろ2005年当時においてもBRK株が過去数十年間にわたってインデックスを大幅にアウトパフォームしていたのは、よく知られた事実でした。なのにわざわざ成績の悪いインデックス投資を信託報酬まで払ってする経済的合理性はありませんでした。そして約10年後の現在、過去のデータをそのまま再現するがごとく、大差でインデックスはBRK株に負けたのです。

なおバフェットはこれまで度々S&P500インデックス投資を推奨する発言をしていますが、これはバフェットのポジショントークと見るべきでしょう。
バフェットは自分が買う株は割安が大好きですが、BRK株については割安も割高も好まず、常にフェアバリューを望んでいます。
従ってBRK株が割高になるのを避けるため、おおっぴらにBRK株を推奨できないのは彼の立場からすれば当然でしょう。

逆にBRK株が割安と見たら、彼はすかさず自社株買いをキメています。
価値ある安いものは人に買われる前に自分が買う・・・あの爺さんは本当に、なかなか食えないタヌキ親父ですね。大好きですw

投資の世界では他人の話を額面通りにとっていては、たちまち焼き鳥になってしまいます。
ニュースや賢者の言葉は鵜呑みにせず、数字で裏が取れるか?言ってることとやってることに一貫性があるか?その情報が広まって一番トクをするのは誰か?・・・一度は自分で考えるべきでしょう。
私はこれを、Q先生に何度もハシゴを外されて大損して覚えましたw


次回 「⑤今後10年はどうするべきか?」 につづく


2014/10/11

③インデックス VS MYファンド

前回のつづき


ではMYファンドの10年間の結果はどうだったか。

投資に入れ込み始めたのは2004年10月からですが、MYファンドの比較可能な数字が残っているのが2005年8月から。

そこで2005年8月を基準として各数値を100%になるように補正して、その後のパフォーマンスを比較してみます。またJPY建ての日経225とMYファンド指数はUSD建てにして補正します。

このように各数値のパフォーマンス以外の条件を完全に一致させることで、パフォーマンスの優劣のみを比較することができます。こうして作成したのが下のグラフ。





圧倒的勝利(・∀・)!!


グラフの動きを3つのトピックに絞って振り返ってみます。


まずAの急上昇。リーマンショックでかなり深い傷を負いながらも高くなった手持ちの円で中国株へ集中投資したのがその後の大成功の決め手になりました。
この時はチャイナモバイル、ジャンスーエクスプレス、ペトロチャイナなど高配当大型株で6割くらいベースを固めて、4割は成長株としてチャイナライフ、アリババ、あと米株のGoogleを全力で買っていました。
その後、強烈なV字回復を見せたのがチャイナライフ、アリババだったと記憶しています。この2銘柄に加え、高配当大型株もじわりと底上げされた結果、驚異的なパフォーマンスにつながりました。(しかしここでテンセントを買ってなかったのは失敗だった・・・)

次にBのなだらかな上昇。この時期は荒い動きをする成長株を徐々に外していったのでMYファンド基準価額の動きは緩慢になっています。大型株の配当とじわり上昇で手堅い展開の期間となっています。

最後はCのなだらかな下降。これの原因はズバリ円安。リーマンショック後に追加したキャッシュや日本株といったJPY資産の円安での目減りが重しに。特に先月の円安進行はキツかった。でも強烈に進んだ円安分ほどは下がっておらず、それなりに防御は出来ているので自分ではまずまずだと思っています。

ということで最近は下降気味ですが、ほぼ全期間でインデックスをアウトパフォームしており安心しました。

これまで毎月見ていたJPY建てのグラフでも、かなり長かった円高期間のパフォーマンスはそれほど悪くなかったのでドル建てで計算しなおしたら少し成績は上がるだろうな、と思ってはいたものの、ここまで圧倒していたとは我ながらビックリです。


次回 「④バフェット VS MYファンドの結果は!?」 につづく