2014/11/29

2014年11月の投資成績と注目銘柄

今月も資産減少は止まらず。急激な円安でJPY資産の評価額が急減。

■投資履歴








■最新の注目銘柄
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。
その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。




■コメント

黒田バズーカにやられました('Д')。タイミングを見計らいながら円資産をUSDに変えていたのですが、円安のスピードに追い付かず、今月もUSD建てでの資産は減少となりました。でもだいぶJPY資産は減らしたので、来月からは円安が進んでも影響は小さくなると思います。

さらに月末にかけて原油相場が暴落し、ポートフォリオ中のエネルギーセクターが急落しました。このマイナス分も大きかったです。
でも逆から見れば、今エネルギーセクターは買いかもしれませんね。Exxon Mobil Corporation
(NYSE:XOM)なんて、なかなかの買い場じゃないでしょうか。

一方、プラス要因としては中国の利下げにより中国株が全体的に高くなっています。
あと、唯一残していた日本株がかなり回復してきました。今回のひと波でプラスになったら、こいつとは早く縁を切りたいものです。





2014/11/21

私がメイン投資先に米中を選んだ理由



データは語る!もはや何も言うまい!

そして、我々のサイフに手を伸ばす、
せまりくる日本老人の魔の手からBダッシュで逃げるんだ!(^^;)



人口動態 <資料>
http://tekitoutoushi.blogspot.jp/p/blog-page_25.html





日本の人口ピラミッド推移





ROE比較





GDPランキング
2008年


 5年後
 ↓


2013年



名目GDP推移
アメリカ




中国




日本



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2014/11/19

SBIカードと、クレジットカードよもやま話



還元率の高さにつられてSBIカードを発行してもらいました(写真はゴールドカード)

私はクレジットカードは年会費無料のものを主に使っています。
今のところ有料なのは新幹線のEX-ICカードにリンクされたJ-WESTカードのみで、ゴールドカードも2枚持っていますが、これも年会費無料です。

無料のもので済ませているのは、年会費が10万円くらいするプラチナカードのメリットがイマイチ分からないのと、実際に生活するのに無料のもので困ったことがないからです。



ただ最近知ったのですがアメックスセンチュリオンという年会費35万円(税抜き)のカードがあるのですが、これはちょっと欲しいかなと思います。

年会費35万円と聞くと最初はアホか!と思いますが、サービスの内容を知ると、これは決して高くないどころか、むしろ安いと感じます。

まず、このカードのデスク経由では、どんな予約が困難なレストランでも必ず予約できるそうです。花火の日のデートなどの場面で助かりそうですね。

次に、ホテルのどのグレードの部屋を予約しても、必ずスイートにアップグレードされるそうです。これだけでも、よく宿泊する人であれば簡単に元が取れるんじゃないでしょうか。

極め付けは、パーソナル秘書サービスというもので、例えば彼女の誕生日が近いような場合、デスクに電話して「プレゼント何がいいかなぁ?」と相談するだけで、彼女に合った花束とプレゼントを良きに計らって送っておいてくれるそうです。
これなんかは不器用な私なんかにとっては羨ましい限りです。

ここまでやってくれるなら十分に安いといえるんじゃないでしょうか。

ただし入会条件は不明で完全インビテーション制。基本的にアメックスプラチナ・カード保持者の中から厳選されたお客さまのみにインビテーションが行われている模様です。

というわけで、狙って保持できるわけじゃないので、欲しくても入手できません(涙)

あ、もしかして毎年13万払ってプラチナ使ってる人って、このセンチュリオンのインビテーション目的なんだろうか?



さて、そんな別世界の話は置いといてSBIカードです。

これのいいところは、何といっても還元率が最大1.2%と高めな点。またSBI証券との連携が良く、投資信託を持っていると年率で保有高の0.2%がポイントバックされます。

インデックスファンドなど、投資信託を大量に持っている人なら実質的に信託報酬が0.2%安くなるわけで、かなりおトクでしょう。

デメリットとしては、レギュラーカードのくせに審査が結構念入りだったのと、その割には限度額が40万と低かったことが挙げられます。

また、実際に1か月くらい使ってみてサインがいる場面が多いと感じました。
コンビニはサインレスでOKでしたがスーパーではだめでした。食料品売り場のレジで後ろに人が並んでいるのに、サインさせられるのは気が引けます。

あと発行会社の信用がイマイチのようで余計な不安を感じながら使わなくてはいけないというのはちょっと悲しいですね。
もし会社が整理されてしまったら公共料金の引き落としの変更とか面倒ですよね。

とは言っても、還元率の高さによる節約効果は何物にも代えがたいので、他のカードでアシストしながら私は暫くメインで使ってみようと思っています。


蛇足ですが、バフェット様はアメックスからBlackカードが送られてきたのに年会費が高いということで返送し、今でも一般のアメックスグリーンを使っているそうです。

そりゃあ、眉をピクリと動かしただけで、何をしてほしいのか読み取ってくれる超優秀な秘書が既にいるのですから、必要ないですよね。


■追記

アメックス出世コースまとめ
グリーン→ゴールド→プラチナ→センチュリオン=チタン→クリスタル or スケルトン or パープル


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2014/11/14

ソフトバンクの企業価値

少し前ですが、ソフトバンクの2015年3月期 第2四半期の決算発表がありました。

これがTwitterで話題になっていたので久しぶりに孫さんのプレゼンテーション動画を見たところ、1時間近いプレゼンだったのに飽きるどころかグイグイ引き込まれてしまいました。いやー、やはり孫さんという人は凄い人ですね。

それで決算ですが、いいんじゃないでしょうか。ソフトバンクは買いだと思います。

私は基本的に日本株へは投資しませんが、ソフトバンクの売上、従業員、取引先、経営者はこれから急速に海外比率が上がっていくと思いますので、数年後には外国企業と考えていいような状況になっているでしょう。

ただ日本市場に属している以上、どうしても日経平均などの影響を受けてしまうのは嫌ですけどね。


ところで、プレゼンでソフトバンクの時価総額についてのスライドがありました。




このスライドで孫さんは
  1. 現在のソフトバンクの時価総額はアリババの持ち株だけで同じくらいになる!
  2. だから今ソフトバンクを買うことは、スプリントやヤフー、ソフトバンクモバイルの通信事業がタダでついてくるようなものだ!
  3. もっと評価されてもいいはずだ!

と訴えておりましたが、これはちょっと「んんん!?」じゃないでしょうか。


スライドの「ガチョウプレミアム」とはバークシャーのバフェットプレミアムと同じものです。
バークシャーの時価総額は傘下の持ち株の時価総額の合計よりも大きいですが、その差額のことをバフェットプレミアムと言います。

孫さんはヤフージャパンやアリババを見抜いたその投資眼によってソフトバンクにもそのプレミアムがあると訴えているのですが、まだ現状は世界の投資家からそこまで信頼は得ていないと思います。


次にその下の「新インターネット企業群」ですが、これはインドを中心に今投資中の企業の十数年後の成長を見込んだものです。
これも確かに期待はできますが、いかんせんベンチャー投資は水物です。ですから最初から成功を前提として企業価値を見積もるのは、ソフトバンクに投資する立場からすると危険です。


その下のSprint、国内通信事業、ヤフー・ガンホー・SuperCellについては、ソフトバンクの事業セグメントに入っているものですので、非事業用資産からは除外し、私だったらまとめて「事業価値」としてざっくり9兆円と見ます。

ここは大事なところなのですが、企業価値の見積もりにおいて売ったら事業が成り立たないものは「事業価値」に入れて、資産としてはカウントしません。

例えば、ホテル業でホテルの不動産がなかったら事業は成り立ちませんから、その不動産評価額を企業価値に入れないのと同じです。


その下のアリババだけは、売っても今のソフトバンクの事業は成り立ちますので、資産としてカウントできると思います。これが8兆円強。

ということで、辛目に見ればソフトバンク事業価値と非事業用資産の合計は9兆+8兆強で18兆くらいと思います。

一方、ソフトバンクには巨大な負債があることも忘れてはいけません。これが四季報によると大体8兆円くらい。


ということで結局、ソフトバンクの企業価値は18兆-8兆=10兆と私だったら考えます。すると、現在のソフトバンクの時価総額は9兆強ですので、あら不思議、ほぼ一致するじゃないですか。

以上から市場は十分に効率的であると思います。大体、時価総額が1兆円も超えるような規模になると、割高や割安になることは無く、いつもフェアバリューなものです。

だから孫さんの「今ソフトバンクを買えば、スプリントやヤフー、ソフトバンクモバイルの通信事業がタダでついてくる!」というのは「iPhone実質0円!」と同じトリックで、中身を見ると全然0円じゃないようなものですね。


とは言うものの、私は孫さんのガチョウプレミアムや、新インターネット企業群についてはかなり期待しています。

現在の株価はその成功を織り込んでいないと思われますので、向こう20年においてかなり大きなアップサイドリスクが見込めると思います。Sprint事業が軌道に乗ればさらに上積みできるでしょう。だからソフトバンクは買いでしょうと思うわけです。

そんなわけで今度日経が大きく崩れでもしたら少し買ってみようかと思っています。

2014/11/11

セミリタイアに必要な資産額と知識



今回のまとめ
  • セミリタイアに必要な資産額は完全にケースバイケースだが、各人でどれだけ必要なのか計算する方法はある
  • 重要なのは資産をいたずらに多く確保することよりも、状況変化に応じて常に数年後の状況を予測し、必要な対策をすぐに打てるようにしておくこと


ここのところ脱社畜・脱サラに関する記事が続いてますが、今回もセミリタイアについてです。

脱社畜してアーリーリタイヤするというのは、先進国の労働者の間ではよくある目標だと思います。実際、ウォール街で働く人は皆、アーリーリタイヤが目標だと聞きます。

日本だと、そう言うことを声を大にして言いにくい雰囲気がありますけど、それはなるべくみんな労働者でいてほしいという資本側にコントロールされた教育のせいかもしれません。

そう思うのは外国でアーリーリタイヤしたと他人に言うと「ああ、この人は要領のいい優秀は人なんだな」と思われるそうですが、日本だとどうでしょう。「いいよなー金持ちのドラ息子は!」と妬まれるか、筋金入りの社畜だったら「なんだ、ただの無職か」と急に上から目線になるのが関の山じゃないでしょうか。

でも、そもそも労働とは健康に生きるためには幾ばくかのお金が必要だから、それを得るために仕方なくするもののはずです。
それがなぜか日本企業に入ると健康を害して働くことを強制されてしまいます。
これでは本末転倒じゃないでしょうか。

日本人も早くグローバルスタンダードな物の見方になって、karoshi なんて不名誉な国際語は返上してほしいですね。



というわけで、出来れば早めに脱社畜したいものですが、そうなると真っ先に気になるのが「じゃあ一体いくらあれば安心なのさ!?」ということじゃないでしょうか。

この問いについての答えは残念ながら「ケースバイケース」です。各個人で求める生活レベルも違えば年齢・背負っているものも全く違うので一意に決まる数字ではありません。

しかしこの答えでは納得できないでしょうから、今回はどうやってその「ケースバイケース」を計算するのか、そのひとつの方法を紹介します。

まずは表計算ソフトを立ち上げて下のようなシートを作ってください。



このようにシートには家族の年齢、家族のイベント、収入、支出、資産、起こるであろうライフイベントとその費用を書き込みます。

貯蓄残高の変動率は、この先どの位の利回りで運用していけるかという重要な数値です。
今回のテーマはアーリーリタイヤですので、年齢が30代から40代だろうということで、現在のNYダウ工業30種の平均配当利回りである2.17%を適用しました。

日本を除く資本主義の国、特に美しく資本主義が機能している米国では、安定期に入った一流企業は毎年EPSと配当を上げていくのが当たり前となっています。

それと同時に元本である株価も長い目でみれば成長していくように経営されていますので、余命が30年もあるのであれば、十分に安全な予定利回りであると思います。

ちなみに今現在60歳とかいう人の場合は、余命が少ないため株でリスクはとれません。その場合はリスクフリーレートである10年国債の利回りである0.5%程度にするべきでしょう。

そして、このサンプルでは自分が死ぬ時(平均寿命)に家族に残す遺産として、相続税がかからない最大額になるようにしています。こうしておけば間違えて100まで長生きしてしまったり自分に介護が必要になってもまあ安心、というわけです。
ここまで固く見ておけば十中八九は大丈夫でしょう。

このように計算すると、現在いくらあればセミリタイアできるかが分かります。この例では1億1600万円ですね。

ちなみにこのシート上の利回りを3.5%とかにすれば、もう資産は減りません。これがアーリーリタイヤからさらに一歩進んだ「ファイナンシャルフリー」という状態で、究極のゴールでもあります。



さらに、この計算をすると2つの大きなメリットがあります。

一つは、脱社畜後に資産が減って行っても、それが想定されたロードマップに乗っているのであれば安心できるということです。

この計算をせずに漠然と「これだけあれば大丈夫だろう」と思う資産があってセミリタイアしても、毎月減り続ける預金残高を見るたびに言いようのない不安を感じてしまい、楽しい時間を過ごせないかもしれません。
このプレッシャーは意外にキツいようで、このために再び社畜へと戻っていく戦士たちも少なくないようです。

二つめは、想定外のことが起きてもすぐに数年後の状況を予想できるので、即座に必要な対策を打てる、ということです。

例えば、年金の受給開始を68歳に後ろ倒しする法案が通ったとか(おそらくそうなるでしょう)、離婚して慰謝料を払ったら資産減っちゃったヨ!などのダウンサイドリスクが起きた場合、いつ資金がショートするかはシートを見ればすぐにわかります。

それならここらで2、3年バイトしとく?、など実際に破たんする何年も前から対策でき、結果的に破綻を避けることができます。

逆に予定よりも高い運用益が出た、などのアップサイドリスクが起きた場合、各年の支出を増すこともできます。なにしろ死ぬ本人にとって、お金とは死ぬ時に価値がゼロになるオプションのようなものなのです。
それなら少しでも若いうちに消費しておくことがトクなのです。ため込むのは愚行以外の何物でもないのでガンガン使いましょう。



このように、もし人生の序盤で上手にお金と付き合うスキルを身につけ、脱社畜することが出来たなら、「人生最大のリソースである時間」を社畜人生よりも格段に多く捻出することができ、有意義な人生となるでしょう。

作り出した時間は、仕事を選んで働いたり起業したり、興味のある分野について理解を深めたり、友人とのコミュニケーションを増やしたり、など自由に使うことができます。

さらにここが重要なのですが、会社に売らなかった時間に加え、売らなかった「健康」によってダブルで持ち時間を増やすことが可能です。

一方、社畜を続けた場合はどうでしょう。
会社に「時間」と「健康」を売り続ける生活を65歳まで続ければ、男性の平均的な健康寿命は72歳といいますから、今30歳だとしても残された時間はたったの7年しかないのです。いまわの際に振り返ってみれば、その人生は税金を払う機械のようだったと思うことでしょう。

私は日本は資本主義のルール上に法がつくられており、会社はその法の上で作られているのだから、資本主義(=お金中心主義)のルールを覚える事が何より先決だろう、という考えをもっていますが、それは今回のような話が頭にあるためです。

株や税について知ろうとする前にカーネギーやドラッガー、ジム・コリンズの本を読むのは、数学でいえば1+1を習う前に微積分の勉強をしてるようなものじゃないでしょうか。




ところで、これまでの話は主に自活する男性女性の話でした。
専業主婦やそれを狙っている女性の場合は、少し事情が違います。

社畜だろうとなんだろうと夫の稼ぎで食える見込みのあるうちは、夫に生命保険だけかけておけばあとは特に心配ないでしょう。

ただ、アベノミクスでは労働人口の減少を女性の社会参加によって穴埋めしよう、というねらいが見え隠れします。

アベノミクス成長戦略の「女性が輝く社会」は凄く聞こえが良くて、女性にとってはあたかも自分たちの価値と権利が高まるような気がすると思います、

しかし私はこの真意を一言で表すなら、今後は既婚女性も社畜に加わってください、ということだと思います。

政府の本音をぶっちゃけて言うと「少子高齢化問題を放置してたらもうどうしょうもなくなっちゃったから、これからの女性のみなさんには子供も産んで、夫婦で家事もして、さらに介護もして、男同様に働いて、税金と年金も払ってくれませんか?そうしないと老人に年金と病院代払えないんです!!」といったところじゃないでしょうか。


ぼーっとしてたらそういう社会の波にのみ込まれて、ダンナの稼ぎだけでは生活できなくなり、まんまと国の思う壺にはまってしまうでしょう。

この兆候は既に出ていて、深夜にコンビニやマクドナルド、ラーメン店などに行くとおばさん労働者の増加が目につきます。女性がアラフィフになってからオジサン社畜と同様に午前2時に働いているのです。
政府の言う「輝いている女性」の実際は(一部のロールモデル以外は)こんな感じじゃないでしょうか。

そんなのはまっぴら!と思ったら今回のようなライフプランを早めに考えて、将来困らないように対策しておくか、若い女性の場合は女子力をUPして年収500万円以上といった高給な未婚男性と結婚するしかないでしょう。

ただ報道によると そういう男性は既に少数派で、そこから我慢できる容姿・性格というフィルターを掛けると数はさらに減ってしまうため、なかなか厳しいようです。



以上、今回は思いのほか脱社畜のすすめになってしまいました。

しかしながら、今の仕事と立場にものすごく満足していて、生涯現役でいたい!という極めてラッキーな人もいると思います。そういう人は老害になる前に勇退さえして頂ければ、そのままで全く構わないと思います。

しかし、そうでない大多数の労働者にとって、今回の情報がちょっとでも役に立ってもらえれば幸いです。



参考記事
インターネットが開いたパンドラの箱



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2014/11/06

配当金でセミリタイアする時におトクな情報その2(外国株の場合)

前回の「配当金でセミリタイアする時におトクな情報」の続きです。

今回は外国株の場合について、分離課税と総合課税のどちらの方が社会保障も含めておトクになるのかシミュレーションしてみます。


結論としては「外国株の場合でもやはり総合課税がおトクだが、おトク度は日本株より劣る」です


外国株の配当税について日本株との違いは
  1. 外国株の配当には配当控除の適用はない
  2. 租税条約によって外国で強制的に源泉徴収される
  3. 2で源泉徴収された分は外国税額控除である程度取り返せる
といったところです。

外国株からの配当が手元に届くまでを図示するとこのようなイメージです




大和証券HPから引用



さてそれでは早速、試算してみます。

配当収入は仮に240万とします。






 


結果はやはり総合課税にした方がおトクになりました。

ただし、外国株の場合は現地で問答無用で源泉徴収分される10%分の存在感が非常に大きく、がんぱって外国税額控除を使って取り返しても納税額はどうしても増えてしまいます。

また、分離課税が有利になる分岐点を試算したところ、このモデルケースでは日本株と同じ1600万程度でした。

やはり源泉分離課税は税率が20%と高いので、なかなか総合課税と逆転しないものです。

逆転するには総合課税の累進課税で20%以上となることが必要です。
しかし総合課税にはいろいろ控除があるので、これを超えるには配当金が相当高額にならないといけません。だから源泉分離がトクになる国民は本当に少ないと思います。


以上が今回の検証でした。
いかがでしたか?

ここまでの知見から一つ仮説をたてるなら、ザックリとカンタンに納税を終わらすような手法は、99%は納税者が損するように税務署は制度設計しているのではないか、ということです。

ラクなほうにラクなほうにと流れると、ますます税務署をもうけさせる結果となりそうです。

※なお、今回の記事は米国株の場合で書いています。国によっては租税条約による源泉徴収率が異なります。



参考サイト

マネックス証券 米国株取引に対する税金の税率
国税庁 No.1240 外国税額控除
川口市 外国税額控除



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