2015/04/27

買い屋と売り屋

株の初心者が買いから入るのは正しいと思います。
株は長期的には上昇するものなので買いのほうが勝てる確率が高いですし、買いっ放しは出来ても売りっぱなしは出来ませんから。

しかし株を暫くやってもどうも利益が上がらない、という人は一度売りで入ってみてはどうでしょう?

株というものは売りの才能を持つ人は、いくら買いで勝負しても絶対勝てないからです。その逆もしかりです。

なので、もし売りで入って何かピンとくるものがあったら、もしかするとあなたは数少ない売りの才能をお持ちの人かもしれませんね。

株で利益を出す上で一番大事なのは自分がこの「買い屋」なのか、それとも「売り屋」なのかということをまず自覚することだと思います。

そして買い屋だったら上昇局面は買いで取って、下落局面も売りで取ろう、などという両刀使いはゆめゆめ思わないことです。

これをやるとまず往復ビンタを食らって死ぬのがオチです。
FXでやけくそになった人の最後って、大抵こんな感じじゃないでしょうか…。

株は心理戦、頭脳戦とも言われますが、実際のところ、私はアートのような芸術的要素が一番大きいと感じています。
言葉で書くのはなんとも難しいのですが、上がる絵(業績向上のシナリオ)を描くのが得意なのか、その逆なのかというか…。

とにかく自分のスタイルに逆らわなければ、たとえ含み損でも心理的な負担が少ないし、そのうち市場と呼吸が合ってきて利益が出てくると思いますよ。


まあその前に、株は9割が損をするといいますから、株で得をするには残り1割の変人じゃないとダメなんですけどね。
買って含み損になったらニヤニヤするくらいのドM変人じゃないといけません(事実、大抵こういう時が後から見たときの絶好の買い場なんです)。

それにしても、変人かつ売り屋となると、もう生きてるのが嫌になるほどのマイノリティーですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。