2017/08/18

偉大な経営者の条件

今日の記事は99%前置きですので結果だけ見たい方は最後の3行だけご覧ください。


私はヴェルナー・フォン・ブラウンという人物を最も偉大だと思っています。フォン・ブラウンは1912年ドイツ生まれのロケット工学者で、のちにアメリカへ渡り、アポロ計画の月ロケットを作った人物です。

フォン・ブラウンはロケット工学の先駆者ヘルマン・オーベルトの著した論文『惑星間宇宙へのロケット』を読み、月に行きたい、という強い想いを抱きました。
まだ飛行機も初歩的なものがやっと出てきた時代に本気で月に行きたいと思う事はキチガイ同然ですが、フォン・ブラウンにはそんなの関係ありません。彼は純粋に月に行きたい、と思ってしまったのです。

そこでフォン・ブラウン青年はオーベルト自身が設立した「宇宙旅行協会」の門を叩きました。

そこでフォン・ブラウンはロケット開発に携わり、小さな初歩的なロケットを開発、開発したロケットを有料公開試射して研究費を捻出していました。

しかしロケット開発には莫大な資金が必要です。こんな一般人向けに見せ物ロケットなどを打ち上げていても、そんな資金など作れるはずもありません。

時代は戦争へと突き進んでいた当時、フォン・ブラウンはオーベルトと決別し、ナチスのミサイル開発に参加する決断をします。
当然、兵器を開発するとなれば自分が作った物で人が死ぬのはわかっていても、彼にとっては月に行くためには止むを得ない選択でした。

こうしてより本格的なロケット開発のフィールドと資金を得た彼ですが、その開発は失敗の連続でヒトラーからの信頼を失い、予算削減のピンチに陥ります。
そこでフォン・ブラウンはヒトラーにロケットの開発成功を約束し、人材と資金を調達しました。

フォン・ブラウンが普通の科学者と大きく違う点はここで、自分の野望のためなら自ら資金と人材を集める経営者的な才能を併せ持つ事です。
なんせ彼の夢は月にいくことなのです。彼にとってはヒトラーでさえ自分の野望を実現するための単なる道具であり、利用できるものは何でも利用する老獪さも持っていました。

そしてついにフォン・ブラウンはV2ミサイルを完成させます。その記録映画を見たヒトラーは感動で言葉もありませんでした。このV2に開発中の原爆を載せれば、もはや地上に敵は無くなるからです。この時点でフォン・ブラウンは地球上で最も月に近い男でした。

V2は即座に量産化されてロンドンに向けて発射され、イギリス国民を恐怖のどん底に叩き落としました。

しかしすでにその時、戦局は完全にドイツ不利となっており、V2をもってしてもこれを逆転させるには至りませんでした。ドイツの原爆開発が遅れていたためです。さらに敗色濃厚になったナチスは敗走の際に秘密基地を破壊し研究者を皆殺しにしていました。

それを察知したフォン・ブラウンは、V2の技術と部品をもって脱走し、アメリカへ亡命する計画を立てます。なんせ彼の目標は月に行くことなのです。こんなところで死ぬわけにはいかないのです。

そしてある夜脱出計画を決行しますが、途中でナチスに逮捕され、フォン・ブラウンは絶対絶命のピンチに陥ります。
しかし収容所が連合国側の爆撃を受けたドサクサに紛れてフォン・ブラウンは仲間の研究者と脱出。ある研究者はソ連の捕虜になり、フォン・ブラウンは九死に一生を得て国境までの逃走に成功。アメリカへと渡りました。

こうして命からがら新天地へと渡ったフォン・ブラウンですが、そこに夢を実現する明るい未来はありませんでした。

アメリカはフォン・ブラウンのロケットについて冷遇したのです。
これはフォン・ブラウンがドイツ人であったことに加え、当時アメリカは世界唯一の核保有国であり、軍事的に圧倒的優位だったためです。

こうしてフォン・ブラウンが月に行くための貴重は研究時間は浪費され、その間にソ連では元研究仲間たちによるロケット開発が進んで行きました。
そしてソ連は程なくして核実験に成功しアメリカに追い付き、さらに人類初の人工衛星の打ち上げにも成功しアメリカを追い越しました。
これはアメリカ全土がソ連の核ミサイルの射程に入ったことを意味します。

この事態に慌てたアメリカは、ようやく本気でロケット開発に着手しますが失敗が連続しました。
メンツ丸潰れとなったアメリカは、ついにフォン・ブラウンに国の威信をかけたアメリカ初の人工衛星の開発を託し、フォン・ブラウンは見事にそれを成功させました。

しかし、今度はすぐにソ連は有人宇宙飛行を成功させ、世界に常にアメリカの一歩先を行っていることを証明します。

もはや完全に自信を失った当時のアメリカの大統領であったケネデイはフォン・ブラウンを呼び出し、アメリカが月に人類を送る事が可能かと聞きます。
もうアメリカの威信を回復するには、人類を月に送ると言う相手のいないレースに出てそれに成功させる事しか残されていなかったのです。

フォン・ブラウンはケネデイに成功を約束し、ケネデイの有名な演説により有人宇宙飛行計画(アポロ計画)が始動しました。

フォン・ブラウンはついに自分の夢を実現するステージを手に入れたのです。
結果的にフォン・ブラウンはアメリカ大統領までもを自分の野望の実現の道具にしたことになります

ケネデイの演説後8年以上の歳月と10兆円以上の費用をかけ1969年、ついに人類は月に降り立ちました。

加齢のためフォン・ブラウン自身が月に行くことは叶いませんでしたが、彼が少年時代に抱いた夢は実現したと言えるでしょう。


このように、偉業を成し遂げる人物に必要な能力は、夢を実現したいという純粋な思いを数十年も持ち続ける一方で、その実現のためには何でも利用する老獪さを併せ持つ事と私は思っています。



この話をもっと詳しく楽しく知るには漫画がおすすめです。


こちらのドラマもおすすめします。

2017/08/13

建値を忘れる一つの方法

「建値を忘れよ」とは昔の相場格言です。
自分が買った値段なんてミスター・マーケットは全く考慮せずに値段を付けてくるのですから、そんな事を気にしている暇があれば、さっさと売るか買うかでも考えた方がよっぽどマシということです。

この格言は現代のプロスペクト理論の主要な部分と同じだと思いますが、そんな理論を知る由もない昔の人が、とっくにそのキモをたった6文字でシンプルに表現し終わってるのは面白いと思いました。

しかしそれを聞いても、人間はそうそう実行できるものではありません。
これの対策としてQ先生が以前に何度も推奨していた、これまたシンプル極まりない方法が使えると思います。

それは「株が2倍になったら半分売って、残りはタダ株にして忘れしまいなさい」というものです。

そんなご無体な、と思いますが、確かに元をとってしまえば残りが仮に0になったとしても損はありませんので、保有する精神的コストは劇的に下がります。
ウォーレン・バフェットも株は1に損しないこと、2に1を守る事と言っていましたし、タダ株にすればこれも守れます。

ですが私のポートフォリオには簡単に2倍になるような銘柄はあまりなく、現実に2倍になったのはアリババくらいなので、さすがに今のポートフォリオを半分売って現金にするようなことは考えていません。

しかしながら、そもそも今のポジション量はリーマンショック以降に利確した範囲内レベルに抑えているので、ポートフォリオ全体がQ先生のいうタダ株と言えなくもない。


するとです、最近は本当に建て値を忘れてしまうんです。


つい先日買ったSOとNGGも、ガチでもう幾らで買ったのか今日思い出せませんでしたw
それで今日この記事を書いてみました。

タダ株にすると株を保有していることさえも忘れてしまえるというQ先生の教えは、どうやら本当のようです。

今は相場が好調ですから、たっぷり利の乗っている人はこの殿様モードに入れるチャンスともいえますので、いちどそんな視点でポートフォリオを整理してみるのもいいかもしれません。

2017/08/09

タワマンでペット戦争勃発

最近、私が住んでいるタワマンの管理組合議事録を見るのが楽しみです。

ことの始まりは、とある高層階の住人が2匹目のペットを飼い始めたらしいのです。

しかしマンションの管理規約でペットは1匹のみという規則がありますので、これが本当なら住人側の規約違反となります。

管理組合によると、この住人は2匹目を飼っていることが明白なため規約を守るよう再三にわたって警告したそうです。

一方、住人側はそんなものは居ない、の一点張り。

管理組合は防犯カメラなどを確認しているはずであり、まあ住人側が吹かしてるのだとは思うのですが、お互い金もスキルもある者同士なので、あっという間に弁護士や裁判所が登場する戦争状態にw

この試合経過が毎号の議事録でアップデートされており、あたかも連続テレビ小説のようで大変面白く読ませていただいています。

なまじ金もスキルもあると、無駄な意地とプライドで余計なエネルギーを使ってしまうものですね。


2017/08/05

【超ド底辺目線】マイクロソフト定性分析

最近、外出先から投資の注文や情報収集をしたい場面でスマホだけでは出来ない時があって困っています。
iPhoneはFlashが動かないし、エクスプローラーも無いので、痒いところに手が届かないというか、ここ一番という場面でやりたいことが出来ないんです。

もしかしたら頑張ればiOSでもやる方法はあるのかもしれませんが、そもそもゆるい性格なので頑張りたくない(笑)
だって今まで覚えたエクセルの操作、便利にした環境整備、これもう一回やり直すのはダルすぎます。

これがマイクロソフトのワイドモートか!完全にマイクロソフトの思う壺に嵌まって財布になっている自分・・・。

いやいや、まてよ?

自分はマイクロソフトの株主だから、マイクロソフトは自分の財布じゃないか。
と言うことは結局何だ・・・?自分は自分の財布だったと言う事か!そうだったんだ!
なんという転生・・っ!回帰・・っ!

などと、どうでもよい事に思いを馳せて、しばし時間を浪費。



さて、ではどうするかです。
とりあえず外でWindowsが快適に使えればいいのです。となると、現行機種ではサーフェスかなと思ってヨドバシに見に行くと10万円くらいでOfficeの入ったサーフェスが売っていました。

結構安い( ^^) と思って詳しく見ていると、あれ・・・このOffice、365って書いてある。何々、1年間無料でその後は月500円のサブスクリプション・・・(´_ゝ`)

こんなの一般人だったら「あっ!Office付属で安いじゃーん」とか思って買っちゃうだろ・・・仮に1億人が毎月5ドル払ったら年間60億ドル。こりゃマイクロソフト儲かる訳だわ。
MSFTはうまい事、既存顧客をクラウドに事業転換できてるようだ。(それと比べて対照的なのはIBM)



次にサーフェスのCPUを見る。しかし10年前ならいざしらず、もやは型番だけではパワーのイメージがさっぱり。
そこでベンチマークサイトで今使用中のノートPCとのスコア差を見てみました。
が、これが意外にも大した差が無い。

そういえば今のノートPCは買って2,3年経っているのだけれど、確か買ったときは一番高いのを買った気がする。だから今でも十分なパワーがあるんですね。
メモリも8GBと十分だし。

ならばスペック的にはまだ使えるし、わざわざ買い替えるのはちょっとモッタイナイような気がしてきた。

そこで考えたのが、家のでかいノートPCはサーバーとして常時電源ONにしておいて、外からリモート操作してはどうかという方法。これなら出費ゼロで思っていたことが出来ます。

これはいいかもと思って早速ググると、グーグル・クロームにリモートデスクトップを入れると簡単に出来るという情報をゲット。
試してみるとあっさりつながりました。なーんだ簡単ジャン!



という訳で、「本ケースはクローズさせていただきます」とAWSのサポート風に完了になる予定だったのですが・・・そうはいきませんでした。使っているうちに重大な問題が発覚したのです。

クロームのリモートデスクトップはソフトキーボードが日本語Windowsに対応しておらず特殊キーがほぼ全滅。漢字入力もできないじゃないですか。これじゃ使えない!

再びググってみたものの、どうも解決方法はない模様でマイクロソフト謹製のリモートデスクトップを使うしかなさそうでした。
もはやグーグルにとって日本なんてローカライズする価値もない国だと思われているのかな・・と少し悲しくなりましたが、諦めるしか仕方ない。



しかし、だからと言ってマイクロソフト謹製のクライアントアプリをiPhoneで使うには、ホストPCのWinをProをアップグレードする必要があり、14000円くらいかかります。

うーん、どうしよう・・と思いましたが結局他に良い方法が見つからないので、仕方なしに家のPCをProにアップグレードしてしまいました。こうやってマイクロソフトは儲かっていくw


さて、金も払ったし、もうこれで大丈夫だろと思いきや、ここからまだ試練が待ち受けていたのでした。。。

つづく・・

2017/07/30

2017年7月の投資成績

7/30現在の投資基準価額は前月比+1.46%、バークシャー株は+3.66%でした。インデックスは日経が-0.86%、NYダウが+2.04%、ハンセン指数が+5.11%でした。

■投資履歴






【注】上記の「基準価額(USD建)」は配当再投資です。インデックスは配当を再投資しないため単純比較はできません。配当込のインデックスのパフォーマンスを知りたい方は非上場型のインデックスファンド等を参考にしてください。

【注】上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。

■最新のポートフォリオ



■コメント

今月の成績は微増し、過去最高を更新しました。


【今月の投資行動】

今月は2銘柄を購入しました。

1つはVZで、なんか株価が下がっていたので買い増ししました。結果、ポートフォリオに占める割合が上昇し5位になりました。

もう1つは割と大型の電力株のSOです。

これは、一身上の都合で株以外の収入が減る見込みになったので、持っている税控除枠を使い切るために配当金の増額が必要になったためです。

配当を増やしたいならTとかのほうが利回りが高いのですが、目的が税控除なので、なるべくβの小さい方が良いのです。

それに、私の現在のポートフォリオは既に通信と金融が多く、さらにETFのPFFとかLQDの中身も通信と金融だらけだったように記憶しているので、ここからまたTを増やすの・・・?と思ってしばし躊躇してました。

そうこうしているうちにTは決算で大暴騰して遠い世界に行ってしまい(笑)、仕方なしにSOにしました。

SOはこれからもちょくちょく買い増しする予定です。


【興味のある投資対象】

まずキャッシュポジですが、少しJPYを増やしたいと思っています。
最近私の中で少しドル円の見通しが変わりまして、物価等を勘案して少し円高方向に修正しました。

これまでは10年スパンで1ドル200円~100円くらいを予想していたのを、今は150円~80円と考えています。


株は既に少し持っているソフトバンクを買い増ししたいと考えています。
目先はアリババの上昇で内部的な価値が上がっているにしては、ソフトバンク自体の株価はあまり変わらないことと、長期的には時価総額で100兆円くらいは狙えると思っているためです。


2017/07/18

タワマンの最寄り駅

タワマンの住み心地をレポートするこのテーマ。

タワマンは交通至便な場所に建てられることが多いので、大抵は特急や快速が停車する駅のそばで便利と思っている人が多いと思います。

確かにそれは当たっている部分もあるのですが、私が声を大にして言いたいのは都心のターミナル駅から遠い田舎の特急停車駅よりは、都心から近い各駅停車のみの停車駅の方が便利かも、ということです。

なぜなら都心まで遠いとなると必然的に特急の時間に合わせて出かけなければならず、時刻表をチェックする手間がかかります。

そして特急しか使えないとなると、実質的に1時間に4本程度しか止まらないド田舎のローカル駅に住んでるのと感覚的には変わりません。

私の経験では1時間に5本くらいあればそれほど待ち時間は気にならないので、各駅停車しか止まらない駅でも5本あれば耐えられます。

という訳で、駅を選ぶ際は、駅の大きさよりも都心からの距離と1時間に何本あるかがポイントだと思います。

2017/07/17

炎上セクター

私は金融セクターにはあまり危機感を感じていません。理由は全く根拠のない話で申し訳ないのですが、前回炎上したのがリーマンショック時の金融セクターだったからです。

リーマンショック前に炎上したのはITバブル崩壊のドットコム企業でしたように、2度続けて同じセクターが炎上した経験は私にはありません。

これはおそらく、一度炎上すると二度と同じことが起こらないようにガチガチに規制されるし、みんな警戒するので、次に炎上するのは大穴だった違うセクターになるのでしょうか。

大問題とは大抵は思ってもなかったところから起きるので、警戒されているセクターは逆に次は大丈夫かと楽観しています。

2017/07/16

タワマンのコンシェルジュ

タワマンの住み心地をレポートするこのテーマ。今回はコンシェルジュサービスについてです。

タワマンに限らず最近はある程度の規模のマンションなら大抵はホテルのようなフロントがあって様々なサービスが提供されています。

代表的なのは、クリーニングや宅急便の取次、コーヒーの提供、共有施設・機材の予約貸出、代行サービスの取次などです。

しかしながら実際に住んでみると、クリーニング以外どれもコンビニの方がクオリティが高いです。クリーニングも周辺より高いので利用しません。

それにコンシェルジュは大抵は夜はいませんので、今頼みたい!というときに役に立ちません。また共有施設の予約はWebでもできるので、わざわざコンシェルジュに頼みに行かなくても出来ます。

唯一コンビニに勝てるのは近いという点だけですが、それも雨に濡れないで行けるところにコンビニがあれば用はありません。

また、コンビニの中ではセブンが最もコンシェルジュに近いサービスが提供されているように思います。

という訳で、雨でも濡れないで行ける範囲にセブンがあるマンションがOK。コンシェルジュはいない方が管理費が安くなるので良いというのが結論です。

2017/07/09

思い出の懺悔銘柄:NTTドコモ

私は過去にNTTドコモの株を保有していました。
理由は単純で、財務が鉄壁で業績も安定しており配当も5%以上あったからです。

唯一の心配事と言えば海外でまた変な買収とかおっぱじめて、1兆円くらい損したりやしないか、ということくらいでした。

しかしながら当時のNTTドコモ株はそれほどの安定高配当株でありながら、「キングオブ糞株」と投資家から評され酷く叩き売られていたのでした。

それもそのはず、なんせ私が当時見ていたチャートはこんな感じですよ。



 
10年間下がりっぱなしw。
まさにキングオブ糞株の称号にふさわしいチャートですね、うんw

少しマジレスすると、ここまで叩き売られていた原因は、決算の度に投資家をガッカリさせていたことにあります。

当時はソフトバンクがiPhoneで大きく契約数を伸ばし、auもiPhoneが無いながらも知恵を絞って何とか差し引き契約数プラスを維持していました。その両社の狩り場となっていたのがNTTドコモという構図だったのです。

そしてNTTドコモの経営陣は、この劣勢が長く続いていると言うのに、有効な対策をいつまでたっても打ち出せず、まさに決められない大企業のダメっぷりを露呈していました。
私には、変化を嫌う高齢の顧客が多いから何とか今の業績をキープできているだけのように見えていました。



そうは言っても配当金はちゃんとくれるのです。
それで保有していたのですが、そうこうしているうちにまた恐怖の決算の時期がやってきました。

私は「どうせ今回も悪い決算だろう」と少々ビビりながら決算日を迎えたのですが、蓋を開けたら、



なんと想像以上のクソ決算でしたw



そして決算翌日、ただでさえ安かったNTTドコモ株にはさらに売りが殺到し、大幅安となってしまったのです。

私はちゃんと配当出てるし、そこまで売ることないじゃん、と頭にきて、当時1株10数万円(当時は分割前だったので1株が高かった)くらいだったNTTドコモ株を、なんと100株も大人買いしてしまったのです。

都合、この株だけで千数百万の巨大ポジションを取ったと記憶しています。
その根拠には、ここまで売られたら少しは戻すだろう、最悪戻らなくても配当は貰えるじゃん、という考えもありました。

すると私の予想通り、その後1~2週間でNTTドコモ株はスルスルと値を戻し、ポジションが大きかった私はすぐに数十万円くらいの含み益が出てきました。
やはり配当狙い投資家に拾われたんでしょうか?

すると人間とは欲深いもので、この含み益を失うのが怖くなります。
なんせ今までさんざんクソ決算で煮え湯を飲まされてきたのです。また次の決算で今の含み益が一瞬で含み損となる姿が脳裏に浮かびます。

そして私は、悪決算時に拾った1000万円以上のポジションを売って、利益を確定しました。

さらに株とは一度売ると勢いがつくもので、その流れに乘って全株売却してしまいました。売った後、せいせいしたのを覚えています。

その後のチャートは以下の通りです。



持っていたら配当と合わせて2000万円くらいは儲かっていたと思います。



このトレードで学んだのは、株は最後の最後は個別要因なんだな、ということです。

当時の私はマクロ経済を重視しており、日本の凋落は避けられないという強い考えを持っていて、どんな個別に買う理由があっても、それが日本市場に上場しているというだけでかなりのマイナスイメージを持ってました。

それでもNTTドコモの配当は鉄板に思えたので保有していたのですが、やはり日本株をこんなに買うことに迷いがありました。

でも、やっぱり株と言うものは、最後は個別の業績と財務がしっかりしていれば大丈夫なんです。

どんなクソな市場に上場していても、不景気で指数がドンドン下がっているような時でも、そういう株は逆行高を数年に渡って演じるものです。

私は今でも基本的にはマクロを重視して大きな流れに乗ることが大事だと考えていますが、当時はそれが考えの80%くらいだったのが、この一件で今はそういう考えは50%くらいまで下がっています。


2017/06/28

生産性と効率化

どんな企業でも内部では効率化の工夫が日々繰り返されており、生産性の向上を目指しています。
たった1人の個人事業主でも、従業員10万人の巨大企業でも、これは共通でしょう。

効率化とは具体的には今まで人手が掛かっていた作業を自動化したり、同じ結果を出すためにその作業自体を無くしてしまう工夫になります。

これを究極まで突き詰めると「何もしなくてもお金だけ入ってくる仕組みを作ればよい」ということになります。

私は十数年前にそう思って、そのひとつの解として配当金という手段を考えたのですが、世間にはそういう風に考える人は少ないようです。

私の周囲では相変わらず「今ある作業」をなんとかコンピュータを使って自動化しよう、ということに血眼になっています。なぜそっちなんでしょうか。
そしてまたそのシステムを保守するための仕事を増やしているという・・・。

まあ全員が全員、私のように考えてしまったらある意味世の中成り立たない部分もあるので、私としてはそれはそれでいいのですが、いつも不思議に思ってます。


2017/06/25

2017年6月の投資成績

6/25現在の投資基準価額は前月比+0.88%、バークシャー株は+1.31%でした。インデックスは日経が+2.26%、NYダウが+1.49%、ハンセン指数が+0.12%でした。

■投資履歴




【注】上記の「基準価額(USD建)」は配当再投資です。インデックスは配当を再投資しないため単純比較はできません。配当込のインデックスのパフォーマンスを知りたい方は非上場型のインデックスファンド等を参考にしてください。

【注】上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。

■最新のポートフォリオ



■コメント

今月の成績は微増でした。あまりぱっとしない成績が続いています。円ベースで見ると結構順調なんですけど、要因はなんだろ?それほど円安にもなってないはずだけど・・・?何か見落としがあるかもしれません。


<参考:円ベースの成績推移>

今月の投資行動はソフトバンクの購入のみです。今のところ買ってすぐ利益が出ているので「尊さん」ですが、調子こいてるとまた大型買収とかで暴落し、損の育毛剤にされてしまうやもしれないのが怖いところです。



あと時間が無くて全く配当の管理をしていなかったのですが、先ほど集計したら半年で432,000円(税引き後)でした。

集計しながら気づいたのですがFFレートが上がってきた影響でMMFの再投資が結構いい感じになってきています。もう少し上がれば、もうこれだけでいいや、と思ってしまいそうです。


今後の相場については、 私は今は全く自信のあるストーリーが思いつきません。
私は出た材料に対して市場が少し違う動きをする時には結構予想が当たるのですが、個別もマクロもわりと素直に反応してしまうので、こういう相場は苦手です。


2017/06/21

投資家教育

私は他人に投資はすすめません。

理由は「投資=ギャンブル」と思い込んでいる人に投資話をするだけで煙たがられるに決まっているし、そもそも儲かる話は自分だけ知っていた方がトクだと思うからです。
小判がザクザク埋まっている場所を他人に秘密にしておきたいのは人情でしょう。

でも例外があって、自分の子供にだけは教えたいと思っています。

しかしカエルの子はカエルといえども、無理に教えようとすればやはり他の人と同じように嫌がるでしょう。
人は自分で必要と思わない限り、絶対に正面から学ぼうとはしないものです。

なのでいまわの際にこのブログのURLだけ教えておいて、後は自分で必要だと思った時に勝手に読んでもらえればいいと思っています。

まあこのブログを最初から読まれたら「投資でプラスになる奴にナイスな奴はいない」と言う事に気づいて、やっぱやーめた、と思われるかもしれませんがw

それはそれでいいでしょう。普通そんなもんです。
世界中どこを見回しても、歴史上のどんな権力者でさえ自分の死後に子孫が思った通りになった例を見たことがありません。

特に財を残して死ぬと大抵はロクなことにはなりません。古くは子孫同士で殺し合いを始めたり、今なら「争続」になること請け合いです。
たとえ遺書を残しても「それは無効だ!」とか言いだす輩が出てくるものです。
それがカネの魔力というものです。

だからカネよりは事業を残した方がいいし、出来れば後世に役立つ人を残せば最高だと思います。

また、未来には資本主義自体が限界に達する可能性だってあります。

そんなこんなの不確実性を考えると、私が最も伝えたいのは「その時々のルールと状況を見て自分はどうするか、必死に考えてほしい」という事です。


2017/06/18

インデックス投資がもっと流行ってほしい理由

私は株式投資で下の二つは正しいと思っています。
  • インデックス投資
  • 人は株が上がると買いたくなり、下がると怖くなって売る
ひとつひとつは割と納得いく話だと思うのですが、この二つともが正しいとすると、実際に起こる事はこの二つの相乗効果になります。
それは優良株のボラティリティの上昇じゃないでしょうか。

というのも、今や機関も個人も取引量の半分くらいがインデックス絡みの売買と聞いていますが、そうすると相場過熱時は実力以上に優良株が買い上げられ、悲観になるとその逆になりやしないでしょうか。まさにニフティフィフティの再来。

そう考えると個別株投資家にとっては優良株が捨て値で買えるチャンスが増えますので、インデックス投資はもっと流行ってもらいたいものですね。

本当にこうなるかという点ですが、例えばインデックス投資ブログでは超大御所の梅屋敷商店街のランダムウォーカーさんという老舗ブログがありまして、私も一時期フォローしていました。

でもなんか記事があんまり面白くないしツイッターもサッカー話ばっかでつまんなかったのですぐフォローは解除してしまいました。
私にはどうしてこれが大御所なのかさっぱり分からず、それなら当ブログの方がよっぽど面白いじゃんw、とか思ったりしてたのですが、まあ実際は有名なんだから、きっと私以外の方には価値が高いんでしょう。

負け惜しみみたいなdisりはこの辺にしておいて、そうそう、そのつまんないブログで一度だけ面白くてためになった記事がありました。

それはリーマンショック時の話で、それまで管理人と一緒になって「インデックス投資は最も賢い投資ですよね!」「私もほったらかし長期積立投資していきます!」と言っていた読者たち。

それが株が下がったとたん豹変し、うろ覚えですいませんが「詐欺師!」「死ね!」みたいな罵倒がワンサカ来たそうですw。中には名前は違うのに同じIPアドレスだった人もいたそうですw。
そして当時のインデックスブログはほとんど閉鎖または更新停止ですよ。

リーマンショック以前の投資家がアホで、それ以降の投資家が急に賢くなるなんてことは万に一つもないので、単なるリセッションでさえ、また同じことが起こるだろうと私は見ています。
(しかし梅屋敷さん自体はいまだに続いてる所はさすがです、と少しフォロー)

インデックスに限らずFXや外国株においても似たり寄ったりだと思うので、私はあまりコダワリは持たないようにしています。

私はBRKに負けたらBRKを買うし、インデックスに負けたらインデックス買うし、日本の労働規制が撤廃されたら日本株に戻るかもしれないし、要はお金がラクに効率よく儲かりそうな所にいたいと思っています。

日本に生まれただけで全人類中でかなりのイージーモードなのに、さらにベリーイージーモードがいいなんて、我ながらとんでもない奴だとは思いますけどね。


2017/06/15

金持ち父さん貧乏父さん普通の父さん

今の時期、世間では父の日セールなどをやってますし、なんだかんだ言っても私が今の状況にあるのは父の影響が大きかったと思いますので今回は父について書こうと思います。


私の父は他界して既に久しいです。

父はいわゆる典型的な昭和のサラリーマンでして、金持ちでもなく貧乏でもなく普通の父さんでした。

私が小さかった時はとにかく仕事ばかりしていて、夏休みもどこにも連れて行って貰えませんでした。そのため新学期が始まってから夏休みの思い出という作文のネタがなく苦労した覚えがあります。

父はだいたい毎朝7時くらいにチャリで出勤し帰宅は深夜でした。さらに昭和の時代は土曜も会社がありましたので、この調子で週6勤で働いていました。

そして土曜の夜は部下3人とともに仕事を持ち帰ってきて、母が全員に夕食をふるまった後、もうもうとタバコの煙の立ちこめる部屋に籠って部下とまた仕事を再開していました。

私はそれが始まるとタバコ臭いのでいつも逃げていましたが、父たちはそのままコタツで朝まで仕事をしていたようです。

今からすると機密情報を持ち出しや、働き方がブラックそのものでツッコミどころ満載なのですが、当時の日系会社はどこもそんな感じで、会議がAM1:00から始まるなんて事もよくあることだったようです。(ソフトバンクの孫さんは今でもそんな感じらしいですが)

私はそんな光景を見続けて育ったので、中学生になるころにはすっかり中二病を拗らせてしまい、周りの生徒が将来サラリーマンになることを夢見ている中で、自分は「会社員なんてクズ」と斜に構えていたのでした。

そんな信念が既に出来上がっていたため、当然のように思春期には父と価値観の違いは絶えませんでした。

例えばこんな感じです。


父:お前!そんな遊んでばかりいたらいい会社に入れないだろう!

私:なんで会社なんて入らなあかんの?

父:大人になったら会社に入るもんだろう!

私:別に会社なんて入る気ねーし

(ここで父は部下の評価表を持ち出してきて)

父:会社に入ったらこんなふうに上司に評価されて給料が決まるんだよ!(バンバン!)

私:だから俺は人と同じことなんてしねえって言ってんだろ!なんでお父さんの話はいつも全部会社なの?

父:お前は社会を舐めている!お前のような甘さで飯が喰えると思ってんのか!!

私:人に使われてるだけの人間に何言われても聞く気ねーし。そんなこったからお父さんはその程度の人生で終わってんだよ

私:グモッ!!!(←殴られる音)


てな具合です。


こんな関係はその後も続き、私が就職するまで(←結局会社に入ってるw)すれ違いは絶えませんでした。

というか就職時にもまだ私が入る会社について虚業だとか、もっと電機メーカーや電力会社とかに入らなくては駄目だ、などとブツブツ言っていました。

このような成長過程を経て私も社会に出たわけですが、仕事をして何年か経つと、あまり父と話す必要も時間も無くなり、過去にそういうイザコザがあった事さえ自然に忘れていました。

そんなある日、ふと気づきました。

なんか、いわゆる「美味しい仕事」が良く回ってくるのです。

なぜか・・・。

当時働いていた会社は年俸制で残業代は出ません。
しかし私は父のあの働き方を見て育ったので、終電まで会社にいるのは私にとって「普通」のことでした。
いやむしろ徹夜しなくて帰れるならそれは有難いことであり、私にとっては「早退」のような認識でした。

すると、上司という動物は、そういう社員には無形の報酬を与えたがるものなのです。どう考えても普通にこなせば歩合の良い報酬が貰える美味しい仕事が回ってくるようになりました。

もちろん、上司は口に出してそんなことは言いませんよ。言いませんけど、どう考えてもそうでないと辻褄が合わない状態だったんです。

そして、それを普通にこなすだけで、お金だけでなく実績もついてきます。
気づいたら社会人数年目にしてそれなりの実績と貯金という資産が出来ていました。

この資産が、今の私の資産の雪だるまの芯になっています。

貯金は投資に向けましたし、実績という資産はそれにレバレッジを掛けてより上位の会社へ転職することでより金融資産が増えました。

ある程度の資産を作ろうと思ったら、最初は労働した方が圧倒的に早くお金は貯まるんです。1000万円くらいまでは、投資の勉強なんてするよりも働いた方が何倍も効率は良いでしょう。



ここまでで既にかなり父には影響を受けていると言えますが、その後まだ続きがありました。

私の就職後に父がどうなったかというと、子会社の取締役になりました。
しかしこれは父にとっては不本意な結果です。父は本社で出世してせめて部長になるのが夢でした。

それを糧にブラック労働を続け、課に割り振られた残業手当の上限枠もすべて部下に付け、自分は残業代ゼロで働いてきたのに、叶わなかったのです。

昭和の日本企業は優しくて、そういう社員には子会社の役員のポストを用意してくれたのですが、それが何を意味するのかは周知の事実でしたので父の落胆は相当なものだったと思います。

そして、18歳から数十年のブラック労働の間に父は体を何度も壊し、数度に及ぶ入院と手術でボロボロになっており、取締役になった後は以前のように働くことはできず、そのまま50代前半で早期定年退職を選択しました。

その頃になると父の言う事が一変してきました。

「会社なんて、どんなに尽くしても報いてくれないよ」
「どんなに忙しくても、絶対に夕食は7時に食べなさい。良いものを深夜にたべるより、悪いものでも7時に食べる方がいい」

というようなことです。

あんなに会社が命だった父がこんなことを言うなんて!!と、父の変化に驚いたのは言うまでもありません。

この一件はかなり私にとってインパクトの大きいものでした。
私が会社なんて辛かったらバックレようとか思うようになったのは、こういう経験が過去にあったからです。

おかげさまで、私はまだ一度も病気で腹を切った事もないですし、元気に生きています。

資産と健康の両方を、この難しい社会の中でうまく操縦してきた背景には父の影響は無視できないと思っています。



随分長くなってしまいましたが最後に、父と衝突していた頃に最後によく言われた捨て台詞を思い出しました。
「親の言う事が正しかったとお前もそのうち分かるに決まっている」
というやつです。

断言しますが、今でも全く分かりません!
言う通りにしなくて本当に良かったと思ってますし、これからもそうです。

父が私の就職先に望んでいた電機メーカーや電力会社はどうなったでしょうか?電機メーカーは青息吐息ですし、電力会社は未曾有の大災害により将来が明るいとはお世辞にも言えない状況です。

そして極め付けは、父が人生の全てを捧げたと言っていい会社は、米国で原発事業の買収で失敗し、巨額の損失によりそれまでの社員の努力の結晶をすべて失って、今まさに倒れかけています。

今この状況を父が見たらどう思うでしょうか。悲しむでしょうか?

親と言うのはいつの時代も30年前の常識で話をしているのです。
その陳腐化した固定観念で話している親に自分の人生を決めてもらって身を滅ぼしても、その時親はもういません。だれも責任を取ってはくれません。

投資も人生も自己責任なんです。
結局私が父から学んだ最も重要なことは、自分で決めることの大切さだった言えるでしょう。今を生きるのに必要な感性は、絶対に現役である自分の方が正しいに決まっているんです。



P.S.そうは言っても、私の運用資産には父の命の代償ともいえる遺産も入っています。なので、私は資産額を公開していません。全部自分で稼いだ分ではないですから。今後も余程のことが無い限り、この分を株に突っ込むことは無いですが、余程の事が起きた時は私の裁量で突っ込もうと思っています。
それで結果を出して、今度は私が「ほらね、親の言う事がいつも正しいわけじゃないだろ?」と捨てぜりふで父に自慢したいです。ただ、失敗したら墓の前で「やっぱり親の言う事が正解でした」と土下座です。


2017/06/13

新聞記事の信ぴょう性が低いワケ

先日、某大手新聞社から取材を受けました。
とはいっても株の取材ではありません。

このブログはお金についての記事が多いのですが、基本的には駄ブログでして、いろいろなテーマがあります。今回はそっちの方に食いついて頂きました(笑)

最初は取材を受けるかどうか迷ったのですが、受けた理由は大手新聞社が記事の信ぴょう性をどうやって担保しているのかにちょっと興味があったからです。

いきなり結果から言うと、もはや新聞なんて読むならそのクラスタの人気ブログの1エントリを読んだ方がいいかも、ということが分かりました。

基本的に記者は問題提起できそうなテーマについてざっくり情報を集めて、ストーリーを練るようです。

その後、記者は普通はそのテーマについて当事者でないものですから、いわゆる「詳しい人」の話をたくさん聞きます。そして自分のストーリーに合うような話をしてもらうように誘導します。

これこそが記者の腕の見せ所のようです。つまりなんのことはない、株で言う確証バイアスの話と同じです。自分に都合のいい話を集めてるだけ。

そして、その「詳しい人」の本人確認ですが、これまたお粗末としか言いようがありませんでした。基本は電話番号さえGET出来ればOKという感じです。対面することもありません。

その「詳しい人」の言ってることが本当かどうかとか、そのテーマについて語る資格があるかという点は全くノーチェックでした。これじゃ2ちゃんを見て記事をかくのと同じじゃないですか。

まあ、複数の話を突き合わせて信ぴょう性を担保してるのかもしれませんが、それなら詳しい人本人が書いてるブログのほうがよっぽどマシというものです。

そのクラスタ第一人者のブロガーがブログで間違ったことを書けば、他の「詳しい人」が次々にツッコミを入れるでしょうし、それに関して反論すればさらに議論が深まります。
#まあネットはこういう議論をするには不向きなメディアですが。

おまけに、取材に協力してもなにもご褒美はありませんでした(笑)。
ブロガーだったら1記事かいたらアドセンスで幾ばくかの収入にはなるでしょうにw

結論として、新聞記事の信ぴょう性なんて意外に大したことないな、と思った次第です。
まあ皆さん、「(知ってた)」ですよね。

今の時代、「人の話をたくさん聞いてきた人」の話より、実際の経験者、中の人が発信する話のほうが何倍も価値があるんでしょうね。

そもそも新聞は聞いてきた話をうまくまとめたキュレーションサイトですから、基本的に今の時代に合っているはずもありません。

少なくとも紙の新聞は資源の無駄遣いだし、速報性ないし、オワコンだと思います。

2017/06/11

ソフトバンク

先日ね、ソフトバンクの決算発表見てたんです。孫さんのプレゼン。
そしたらね、質問で「今期の日本の通信事業の設備投資はどのくらいですか」
とか言ってる奴がいるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、あの禿げ頭の内側にはもう日本の通信事業なんてねーんだよ、
お前優待券でもやるから黙れと。
ソフトバンクへの投資ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
いつ肥やしにされてもおかしくない、孫がハゲるか俺がハゲるか、
そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
ソフトバンクへ親子2代で投資してる通の俺から言わせてもらえば今、
最新流行はやっぱり、ソフトバンク一点長期投資、これだね。
この記事みたいに俺はIoTで世界をかえるんだ、
そのためには投資した資金が返ってこなくてもいいんだあ!
ていうぐらいの意識の高さだね。これ最強。
適当に利確出来たらほなサイナラ、なんていう羊ちゃんは、
その辺の老いぼれ配当株でも買っとけや。
しかしこれをやると俺の資産が1/100になる危険も伴う、諸刃の剣。
なんせあのハゲの頭の中には
企業は株主価値の最大化が使命、なんて考えは微塵もない
あるのはな、お前らオレの野望の実現のための財布なれって事だけ。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、優待株やインデックス投資でもしてなさいってこった。

2017/06/04

起業? OR 投資?


私は15年くらい前、今の日本で夢のある資産を築くには起業するか投資するかしかないと思いつきました。それで自分はどうするか暫くあーでもないこーでもないと悩んでいました。

まず起業したらどうかと考えてみました。しかしこれはなかなか難しい。
私には稲妻が走るような良いアイデアなんてないし、あってもうまくやる自信もありません。

そもそも仮にこれは!と思うアイデアがあったとしても、おそらく1万人くらいは同じことを考えていると、ある起業家から聞いたことがあります。

そしてその中で実行するのが100人にひとり。その中でうまくexitまで行くのがさらに100人にひとりだそうです。

しめて成功確率1万分の1。つまりアイデアなんていうのは成功の要因の1%くらいで、ほとんど泥臭い苦労こそが起業の成功には必要なのです。

私も当時、ケータイ(スマホじゃなくてケータイね)で広告モデルの無料ゲームサイトなんてどうかな?と考えていたことがありました。その後モバゲータウンとか出てきましたけど、どうせ私が仮にやったとしても、きっとDeNAにはなれなかったでしょう。(実際には行動さえも起こさなかった訳ですが。)

もちろん、やって成功した場合は数年で数千億円の資産もちです。減量成功後のライザップCMのBGMが聞こえてきそうです(ここで脳内再生お願いしますw)。

しかし99%なるであろう失敗したケースのダメージは半端ないです。

サラリーマンが副業でせどりをやるようなチンケな覚悟ではお話になりませんから、やるなら会社は退職です。

そして1~2年は無収入どころか持ち出し生活の末、もがき苦しんだ揚句、諦めた後のことを想像すると、残されたものは無職で全てを失って老いた自分でした。

私は池袋あたりのパチンコ屋裏にある騒音まみれの築40年の1K木造アパートでひとり暮らす自分の姿を思い浮かべ、目頭が熱くなりました。これはキツイw(ここでアメイジング・グレイスの脳内再生お願いします)



一方、投資の場合はどうでしょうか。

とりあえず投資なら、会社を辞める必要はありません。

投資で増やすには時間がかかりますから、成功しても時間的に数億程の小金もちレベルどまりかもしれませんが、悠々と社畜からはおさらばできます。

そして仮に失敗しても、とりあえず飯は食えます。株でオケラになって40歳で貯蓄ゼロかもしれませんが、まあその程度です。だからどうだと言うのでしょうか。破滅するほどではありません。

私はこの二つの道を考えて、どう考えても投資の方がリスクあたりのリターンが良い、株的に言えばシャープレシオが高いと言う結論に達しました。
それでこれをやる事にしたのですが、15年前の当時の仲間たちのほとんどは起業の道を選びました。

その後彼らがどうなったのかは、私は知りません。



ところが、最近ひょんなことから、その中のひとりのその後を知ることになりました。

私がたまたま使おうと思ったサービスについて、運営会社が信用おけるかどうかHPをチェックしていたら、創業者の紹介ページになんとそいつの顔と名前が載っていたんです。

しかもその会社は今をときめく技術で日本でリーダー的な立場にあり、日本を代表する十数の名だたる企業から数十億の出資もとりつけて上場寸前。
おそらく現時点でも百億の企業価値は有しているとおもわれます。

なんとそいつは、1万人に1人の大ギャンブルに勝っていたんです!ついに成功者現る!

いやはや、完全に抜かれてしまいましたね。
しかしやりやがったなー。気分がスカッとする程すごいことです!

しかし!

まだ試合は終わっていません。
私にも再逆転のチャンスはまだありますし、私は私で精進していきます。

2017/05/28

2017年5月の投資成績

5/28現在の投資基準価額は前月比+0.56%、バークシャー株は+0.31%でした。インデックスは日経が+2.55%、NYダウが+0.67%、ハンセン指数が+4.16%でした。

■投資履歴



【注】上記の「基準価額(USD建)」は配当再投資です。インデックスは配当を再投資しないため単純比較はできません。配当込のインデックスのパフォーマンスを知りたい方は非上場型のインデックスファンド等を参考にしてください。

【注】上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。

■最新のポートフォリオ



■コメント

今月の成績はほぼ横ばいでした。

今月は吉野家ホールディングスを売却。優待目的だったのですが、もう牛丼をあまり食べなくなって優待券が余り気味だったし5万円くらいキャピタルゲインも出ていたのでお別れとなりました。

今注目している銘柄については9984ソフトバンクです。
今月の投資関連の行動は以上です。

あと今月話題になってたバフェットがIBMを売ってApple買った件ですが、バークシャーの資産の6000億ドルのうち株への投資割合は意外に少なくて1350億ドルです。あとは現金が1000億ドル、その他債券などなどもありまして、最も大きい資産は子会社となっています。

バフェットは世界一の投資家という名声を得ていて、それは確かにそうなのですが、彼の軸足は資産割合からしても私は完全に「実業家」であると思っています。

そもそもバフェットがここまで大儲けしたルーツを紐解くと、保険の預り金がキャッシュアウトするまで長い時間がある点に目を付けて、これを株式で運用してうまく行ったわけで、そもそもの発想がビジネスモデル(儲ける仕組み)を考えるビジネスマンじゃないでしょうか。

なので、バフェット関連では株の売買に注目するのではなく、子会社の買収について注意を払うべきだと思っています。(特にBRKに投資する際には)


バフェットの株の売買のニュースについては以上を踏まえたうえで見ていますが、まずバフェットについては言ってる事とやってる事が全然違う事がままあるので、最初にここをチェックしています。

例えば今回、バークシャーがGoogleとAmazonに投資しなかったことを後悔したとは言ったけど、だからと言って買ってはいません。実際に買ってるのはAppleです。

つまりGoogleとAmazonについては、ただ単に株価が上がったなぁ、と言っているだけで、いうなら競馬で負けた後に勝った馬に対して「実はあの馬が来ると思ってた」と言ってるオッサンと同じようなもんじゃないでしょうか。

他にも過去にS&P500インデックスへの投資を推奨してましたが、バフェットがそれを買ったという話は聞いたことがありません。

このように「言っただけ」で「やってない」ことは、そもそも本当にそう思っているかどうかさえ怪しいので、私は全力スルーです。



<参考>
http://ameblo.jp/snowballb/entry-12249385885.html
https://betseldom.blogspot.jp/2014/02/mf-16.html
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-08/OPM9S56S974B01

2017/05/23

小売業に興味

ネット通販に押され気味の世界中の小売業界。
WMTもそのただ中にある会社で、苦しい展開に陥っていました。

バフェットも僅かに残していたWMT株を全株売却しており、私はこのニュースを見て「あなたはまだそんな株をもっていたんですか」とQ先生風に思っていたのですけれど、直近のWMTはまさかの好決算w。

こうなると気になってしかたありません。数字の前にはひれ伏すのが私の信条なのです!(笑)。ええ、朝令暮改ですが何か?

数字が出たという事は何らかの秘密があるはずなので決算内容を詳しく見たいと思っているのですが、とりあえずニュースなどを見る限り、eコマース時代においても顧客とのラスト1マイルを保有しているのは意外に大きな価値なのかもしれないと認識を改めました。

となると、世界で最もその資産を持っている会社はどこかというと、フランチャイズ数世界一は7&iホールディングスです。なんとあのMCDよりも多いです。

ネット通販は今後も増えこそすれ減ることはないはずですが、日本でヤマトが炎上しているように、そのうち世界でも限界が来て何らかの対策がいりそう。

となると将来はアマゾンの荷物はセブンで受け取るのが常識になるかもしれませんね。(いや、もしかしてマクドで受け取りとかもあったりして。)

ともかくWMTと7&iホールディングスは今後ウォッチしていきたいと思います。現在のウォッチ銘柄は以下です。




Hang Seng Bank 0011

Jiangsu Expressway Co... 177

Tingyi (Cayman Islands)... 0322

Television Broadcasts... 0511

Zhejiang Expressway... 576

Tencent Holdings Ltd 0700

Huaneng Power Intl. Inc 0902

China Mobile Ltd. 0941

Calbee Inc 2229

X DBMSCIUSA 3020

Unicharm Corp 8113

SoftBank Group Corp 9984

Apple Inc. AAPL

iShares Barclays... AGG

American Express Company AXP

Alibaba Group Holding... BABA

Berkshire Hathaway Inc. BRK.A

General Electric Company GE

Gilead Sciences, Inc. GILD

Alphabet Inc GOOGL

Intl. Business Machines... IBM

Intel Corporation INTC

Johnson & Johnson JNJ

The Coca-Cola Co KO

Lockheed Martin... LMT

iShares IBoxx $ Invest... LQD

3M Co MMM

Microsoft Corporation MSFT

NextEra Energy Inc NEE

Northrop Grumman... NOC

Procter & Gamble Co PG

Southern Co SO

AT&T Inc. T

Taiwan Semicond. Mfg... TSM

Vanguard Long Term... VCLT

Verizon Communications... VZ

Exxon Mobil Corporation XOM

Mastercard Inc MA

Wells Fargo & Co WFC

salesforce.com, inc. CRM

SPDR S&P 500 ETF Trust SPY

iShares S&P US Pref... PFF

iShares Select Dividend... DVY

iShares Trust HDV

Nippon Telegraph And... 9432

East Japan Railway... 9020

Nissan Motor Co Ltd 7201

Nestle SA NESN

Seven & i Holdings Co... 3382

Wal-Mart Stores Inc WMT



2017/05/03

欲のアクセルは年齢に応じて踏む

株に限らず人生において「欲」との付き合い方は中々奥深いものです。

欲について考える時、私は公案という中国のお坊さんが修行に使う「婆子焼庵」という話が好きです。(詳細は記事の最後をご覧ください)

公案に解答は与えられてないので私なりの解釈ですが「欲は人間の本質であり毒にも薬にもなるもので、人はこれを否定せずにうまく付き合っていくべきもの」と思っています。

例えば欲は向上心の燃料になります。何かを成し遂げるには強い動機が必要ですが、その源泉は欲だと思います。このような場合は欲が薬となりますす。

昨今では20代から何も買わない・どこにも行かないという無欲な話を聞きます。一見聖人のような良い話にも聞こえますが、もしそうなら何も達成しないまま貧相な老人になりそうです。

一方で欲が毒となるケースでは贅沢競争があります。
例えば10億円のクルーザーを買っても、後に知人が30億円のクルーザーを買ってしまったらむしろ虚しさしか残らないでしょう。

そういうのはどこまで行っても相対的なものでキリがありませんので、そんなレースにハマって年がら年中、目を血走らせてセカセカと金儲けするのはまっぴらです。

という訳で、若いうちは貪欲になって上を目指し何かを築いて、中年以降になったら無欲になって視線を下げて余裕を楽しむのがいいかなと思っています。



さてここで話の範囲を一気に限定して、欲と株の関係について考えてみます。



積立て投資や損切りルールなど、ほとんどすべての投資戦略は、いかに感情に振り回されないか、という点がフォーカスされています。つまり欲の制御です。

しかしどんなルールを作ろうとも、最終的にルール運用を停止する権限を人間が持っていてはダメでしょう。ほとんどの人は損したら「今回はいつもと違う」とその運用を停止してしまうからです。
つまり大抵は自分自身の欲を飼いならす修行の方がルール作りよりも優先されます。守れないルールはゴミなのです。

そもそも投資家は大抵はいつも損した気分になっています。買って下がったら損したと騒ぐし、売った後さらに上がったら損した気分になっているのが投資家です。

あの100万円を数年で100億円以上にしたBNF氏も「相場に入っていないときに上がると損した気分になってしまう。だから相場はやめられない。ほとんど病気みたいなもの」というような話をしていました

このように資産を増加させる効率を極限まで高めようとするのは、さっきの贅沢競争を彷彿させ、欲が毒になってしまっている状態かも、と思うのです。

そういう意味では暴落時に怖くなって全部売ってしまうのも、機会損失を恐れて今のような時に腹一杯までポジションを取ってしまうのも、結局は同じ穴のムジナのように思うので私は今のところは一定量は無リスク資産にして持っています。

投資はそんな儲かんなくても、損しなけりゃいいじゃない、ぐらいの余裕を持てる欲の出し具合がちょうどいい感じです。

欲のアクセルは自分の年齢に合った分量だけ踏むのが大事で、私も踏むときは今でも踏みますが、その判断のハードルは20歳の時よりはだいぶ上がっています。

 
参考記事:婆子焼庵

2017/05/01

【笑】当ブログ管理人eichan氏、amazonマケプレ詐欺に引っかかる

最近話題のアマゾンマーケットプレイスの詐欺に引っかかってしまいました。

フトンを買おうとデパートに出かけ、実際に寝て試して良かったので買う前に一応ネットを見てみるか!と思って見たところ、安くであったので早速ポチ。

するとポチってから5分もしないうちに「発送済み」に。



ん?



急いでよく情報を見直すと出品者評価は悪くないけど詳細をクリックすると直近評価が1年ほど無し・・・あー!これアカンやつだ!!確か2FA認証してない休止アカウントをハッキングしてるってネットに書いてあったw

が、時すでに遅し。

普段は評価の中身もちゃんと見て買うのですが、その時はコンタクトレンズがゴロゴロしてて、面倒になってついうっかりそのままポチってしまいました。



さて、仕方ないので敗戦処理です。

マケプレにはアマゾンの保証が付いており、この保証を発動させるには出品者に問い合わせて2営業日シカトされなければなりません。というわけで、速攻でどーでもいい質問を投げて放置。

それとは別に、JCBのカードで購入したので、こちら側のショッピングガード保険というものもあります。私としては払った金額でフトンが届くのが一番都合がいいので、もしJCBの方で代替商品をくれるならこっちの方がいいかな、と思いデスクに問い合わせました。
しかしながら、 ショッピングガード保険はお金による保証だそうです。うーん、残念。

そうこうしてるうちに無事にさっきの質問がシカトされたので速攻でアマゾンに保証を申請しました。



という訳でお金は返ってきましたが、個人情報は見事に抜かれてしまいました。


このようにいつでも身の回りに危険はあります。金に汚い自分が騙されるわけがない、という先入観は捨てて丁寧に取引は実行していかなきゃな~と思った出来事でした。

ちなみに買おうと思った布団は↓です。睡眠が良くなると良い投資アイデアも浮かんでくるかも!?このリンクは正規店ですのでご安心ください。





それとアマゾンですが、佐川に振られヤマトに振られ、これからどうするのでしょうか。アマゾンの売上に対する日本市場の割合がどれくらいなのかは調べてませんが、これがなかなか大きいようだと成長に影響するかもしれません。
アマゾンのバリュエーションは高いので、一旦信用を失うとカラ売りで一儲けできそうです。
AWSの利益を食い潰すような損害がでると面白いかもしれません。

2017/04/30

2017年4月の投資成績と注目銘柄

4/30現在の投資基準価額は前月比-0.18%、バークシャー株は-2.72%でした。インデックスは日経が-0.34%、NYダウが+1.67%、ハンセン指数が+1.05%でした。

■投資履歴




【注】上記の「基準価額(USD建)」は配当再投資です。インデックスは配当を再投資しないため単純比較はできません。配当込のインデックスのパフォーマンスを知りたい方は非上場型のインデックスファンド等を参考にしてください。

【注】上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。

■最新のポートフォリオ


■最新の注目銘柄
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。


HSBC Hldgs. plc (Hong... 0005

Hang Seng Bank 0011

Jiangsu Expressway Co... 177

Tingyi (Cayman Islands)... 0322

Television Broadcasts... 0511

Zhejiang Expressway... 0576

Tencent Holdings Ltd 0700

Huaneng Power Intl. Inc 902

China Mobile Ltd. 941

Calbee Inc 2229

X DBMSCIUSA 3020

Unicharm Corp 8113

SoftBank Group Corp 9984

Apple Inc. AAPL

iShares Barclays... AGG

American Express Company AXP

Alibaba Group Holding... BABA

Berkshire Hathaway Inc. BRK.A

General Electric Company GE

Gilead Sciences, Inc. GILD

Alphabet Inc GOOGL

Intl. Business Machines... IBM

Intel Corporation INTC

Johnson & Johnson JNJ

The Coca-Cola Co KO

Lockheed Martin... LMT

iShares IBoxx $ Invest... LQD

3M Co MMM

Microsoft Corporation MSFT

NextEra Energy Inc NEE

Northrop Grumman... NOC

Procter & Gamble Co PG

Southern Co SO

AT&T Inc. T

Taiwan Semicond. Mfg... TSM

Vanguard Long Term... VCLT

Verizon Communications... VZ

Exxon Mobil Corporation XOM

Mastercard Inc MA

Wells Fargo & Co WFC

salesforce.com, inc. CRM

SPDR S&P 500 ETF Trust SPY

iShares S&P US Pref... PFF

iShares Select Dividend... DVY

iShares Trust HDV

Nippon Telegraph And... 9432

East Japan Railway... 9020

Nissan Motor Co Ltd 7201

Nestle SA NESN

 
■コメント

今月の成績はほぼ横ばいでした。
北朝鮮とアメリカの緊張などがありましたが、蓋を開けてみれば先月の集計時の円レート1USD=111.34JPYから現時点で111.52とほとんど変化無しです。世間が大騒ぎしてもこんなもんです。

今月の投資行動は米ドルMMFの再投資のみで、積極的な売買はありませんでした。

ところでポートフォリオの円グラフを見ていて株の割合が減ってきたような気がします。おそらく配当などを放置していることや、最近の下がってきたIBMやベライゾンなどの影響でキャッシュ比率が上がっているのかも知れません。
下がった割合分だけでも何かに再投資していくのも悪くないかと思います。

そう言えばかなり前にアリババを買うためにPGを少し売ったのですが、こんなことでキャッシュ比率が上がって再投資するハメになるなら売るんじゃなかったと後悔しています。

2017/04/23

相場で大損して死にたくなったら

誰でもお金を損すると落ち込みますが、株の場合は額が半端ないこともあり、中には死ぬ人もいます。

私調べで恐縮ですが1000万くらい損すると首をつる人が出始め、5000万~1億くらいがピークになり、3億円以上になると逆に痛くも痒くもなくなるそうです。

3億円でユートピアになるのは「もう働いても絶対ムリだもん!返せないモン!」と開き直れるからだそうです。

まあ普通に考えたら死ぬくらいならバックレればいいんですけど、日本人はとにかく周りに迷惑をかける事にこの上ない心痛を感じるらしく、自分が死ぬ方を選ぶ人もいます。外国だと「借金=踏み倒すもの」というのがコモンセンスの国もあるようですが。

そこで今日は自分が万一そんな目に遭った場合に備え、バックレの心構えを記しておこうと思います。
もうすぐ5月で鬱になりやすい時期ですし、ブラック企業で仕事が嫌で死にたくなってる人も参考にして頂けたら幸いです。



まず知識としてぜひ頭に入れておいて頂きたいことがあります。それは人は「死んだら負け」ということです。

例えば交通事故であなたが死んだとしますと、普通たった3000万程度の賠償金で手打ちになってしまいます。

以前に「交通事故で人をひき殺すくらいなら、自分がひかれて死んだ方がいい」と言う人がいました。自分の命の価値がたったの3000万で清算なんて私だったら到底納得いかないし、どう考えても死んだ方が損だと思いますが、現実はそれで手打ちです。



また、例えば、仕事が嫌で首を吊ったとしましょう。はっきり言って、あなたが死んでも何事も無かったかの如く社会は動いていくでしょう。一般人の価値なんてそんなもんです。

これは裏返して言えば、仮にあなたが何も社会に貢献せずに生きて、社会のお荷物になったとしても、社会に与える迷惑もたかが知れているということです。

なので死ぬくらいなら気兼ねなく社会にお世話になりましょう!



あ、そう言えばブラック企業とかで自殺するような人に向かって「そんなにイヤなら辞めればいいじゃん」と軽く言う人がいますが、それは違います。追い込まれた人は判断力がなくなってしまって「ハイ」としか言えなくなったまま、死を選んでいるんです。
そういう時の心境は東洋経済のこのマンガが上手く表現してると思います。

そしてこれが大事な点なのですが、そういう極限状態で本当に恐いのは実は「何も怖くなくなること」にあります。この状態ではまるで近所のコンビニに行くくらいのノリで「ちょっと電車に飛び込んでみようか?」ということが出来てしまうんです。

だから、事前に「死んだら負け」という知識をインプットしておいて理性でブレーキをかけないと、ふっとした弾みで死んでしまいます。

この感覚をうまく表現するのは難しいですが、例えば車を運転していて、スピード感が無くなることはありませんか?
そんなに飛ばしているつもりはないのに、速度計を見ると120kmも出ていたとか。そしてそのスピードに対する恐怖心も無い時。

しかしその時、確かに車は物凄いスピードが出ているし、ちょっと壁にぶつかればそのままお陀仏なんです。

なのでそういう時は感性でなく、計器を信じて理性で行動を制しないといけません。


それに、とにかく日本人はみんなと同じことをするのが安心で、逆に誰もやったことが無いことをするこを極端に恐れますが、バックレなんてやった奴は沢山います。
こういう事を予め知っておけば、いざと言うときにやりやすいでしょう。

実際の実行時の注意点などは諸先輩方の経験談などを参考にしましょう。



そして辛くなった時、すべてから逃げ出して気楽に過ごす日々を想像してみましょう。雨上がりの日の花と草の匂いとか、子供のころから何も変わっていないのに気づきます。

そして社畜どもが退散したあとのガラガラの定食屋に入って頂くランチのうまいことw。

どうですか、一丁あなたも体験しませんか?

2017/04/14

四季報の情報

日本人の個人投資家にとって言わずと知れたバイブル、四季報。
四季報には無駄な情報は一切載っていません。

私も日本株がメインだった頃は必読の書でしたが、株を初めて最初のころは四季報のすごさが分かっていませんでした。
しばらくしたのち、これがいかに究極に情報を濃縮したすごい秘伝の書かということが分かりました。

たったの半ページに芸術的なまでに厳選した掲載項目、単位面積当たりの情報粒度バランス、絶対必要な定性・定量情報、テクニカル&ファンダの必要かつ十分な指標と、まさに磨きまくった情報で埋め尽くされています。

それなのに当時の私は、見るところと言えば業績の履歴とコメントの部分ばかり。資本移動や株主構成、資産系の指標などは読み飛ばして株を買うこともありました。

しかし繰り返し断言します。四季報には無駄な情報は一切載ってません!

もしあなたが四季報に載っているすべての情報項目に同じだけの価値を感じていないなら、そのスルーしてる項目が株価に与える意味を重点的にググって調べる事をお勧めします。
そこが自分の株知識の弱い所だと言って差し支えないと思います。

そこをクリアーしたら、あとは四季報をパラパラ見ているだけで、調べる価値のある会社とそうでない会社が仕訳できると思います。

男女が交際する時は、お互い1時間くらいで相手の顔とスタイルと言っていることで、付き合う価値があるかどうかをバーっと判断すると思います。株で言えばここまでが四季報の役目です。

そうして興味を持った会社に対して、あとは有報を読んだりエクセルでガリガリDCFするなりして深くお付き合いして、それで納得いったら一応最新ニュースをチェックして、チャート的な大安吉日にめでたくご成婚(株購入)となる運びです。

四季報は詳しく調べる会社を見つけるのに最も効率の良い本だと思います。

2017/04/12

中学生でも株で1億円!?テンバガー株

最近の記事で株価が10倍になるテンバガー株に触れたので、ここで一度テンバガーについて考えをまとめておこうと思います。今回は短期間(1~2年)で10倍になる株の話です。

テンバガーの王道は、まず最初はダメ株クソ株と過小評価されていた株にある日突如として目が覚めるような業績向上期待が集まり、バリュエーション調整が起きることから始まります。

うだつの上がらない株が成長株として認識されてバリュエーションが調整されると、適正PERが変化します。

すなわち普通の株はPERは15倍がいいとこですが、成長株なら30倍でも普通なので、業績は何も変わらなくても、期待だけで株価はまず倍になります。

そしてその後実際に業績が倍になると、2x2で株価は当初の4倍になります。

ここまでくると人気株になりますから、上がるから買う、買うから上がる、と必要以上に買われてさらに2倍~3倍、つまりテンバガー達成です。



これを掘り当てる私のアイデアは、自分の得意分野と株の知識の両方使って、初めて捕まえられるというものです。
ポアンカレ予想を解いた人のように、奇跡とは2つの分野が偶然にまじりあって起こるのです。

基本的に市場が気づく前に買わないといけないので、株オタクが毎日見てるような所に情報は落ちてません。

このブログを見に来るような株オタクな読者でも、株以外のオタクな分野というのがあると思いますので、そうしたジャンルでは一般の市場関係者よりも自分のほうがはるかに情報が早いはずです。

その中でこれはすごいと思うものを見つけたらチャンスです。初心者向け株本で、自分が好きな商品を作っている会社を買いなさい、とかいう話が載っていますが、それです。

しかしこれだけでは大儲けは出来ません。仮にそう思って先回りして株を買い付けたとしても途中で利確してしまい、ピークまでは持ちきれません。



ここからは少し株の知識が必要です。

その画期的な商品で、会社の利益がどの程度まで上がるのかを予想します。そしてこのくらいの営業利益だろう、というアタリを付けたら大体その十倍くらいの時価総額がターゲットになります。

あとはその時価総額を株数で割れば目標株価になりますので、最低限ここまでは我慢して持ち続けたいものです。実際には株価はオーバーシュートするのでそれ以上になると思います。

結構乱暴な目標株価の設定ですが、そもそもスタートが妄想の営業利益ですから誤差の範囲と言うものです。気にする必要はありません。

#ただ、ひとつだけ気を付けたいのは、ホールド中にちょっとでも前期比で成長率が鈍ったニュースリリースが出たら、それで一瞬で20%くらい株が下がったとしてもソッコーでブン投げて二度と近づかないことです。犯罪者みたいにノコノコ現場に戻ってくると捕まりますよw



最近だとミクシィとかガンホーとかの暴騰はスマホ中毒の中高生の方がプロの市場関係者を出し抜けた例かもしれません。

<参考:ミクシィのチャート>

<参考:ガンホーのチャート>

テンバガーは破壊力が半端なく、3回当てれば10万円が1億円になります。
株に年齢制限はなく中学生でも勉強して市場参加することは何も禁止されてませんので、さっさと1億円くらい儲けて有意義な20代を過ごしてください。

元中学生だったオッサンオバサンも次の暴落までテンバガーでも探しつつ、まったり過ごしましょう。ぼーっとしてなければ、他にもいろんな所にお金は落ちてるのに気づくものですよ。

関連記事:思い出の懺悔銘柄:2229カルビー
関連記事:思い出の懺悔銘柄:プロトコーポレーション

2017/04/11

配当株と無配株と税金

株には配当が出る株と出ない株があります。

しかし企業のフリーキャッシュフローは投資家に帰属するので、その会社が配当するしないに関係なく、投資家が得る価値は同じになります。

これを私の株の師匠が「配当とは自分の銀行口座から現金を引き出す行為」と表現してましたが、なるほど、まったくその通りです。

ただ、税のことも考慮すると配当はやや不利になります。

配当は税を強制的・定期的に払わされますが、無配の株は売るまでは支払いを引き延ばせます。
しっかり利益を出し続けている会社が無配ならば、株価は配当分をカバーする以上の速度で上昇していきます。

すると株をやっている限り損することはありますので、そういう時にたっぷり上がった無配株の一部を売って利益を相殺するような税の先送りが可能です。

その売る時に不景気や暴落で株価が下がってたらどうする!?という話もあるのですが、好業績の無配株は仮に途中で暴落とかがあっても、買値からすればまだ十分に高いことが多いんです。それに全部売る訳でもありません。

私は以前は高配当株は値下がりしにくいので、こちらの方がヤラレは少ないと思っていた時もありました。

しかし今は投資で生活する場合でも、ポートフォリオには高配当株にこだわらずBRKのような良い会社なら無配株も保有して、上がった株の一部を必要に応じて売却して現金化してもいいと思っています。

ただ資金量が少ない場合は一部売りできないし手数料の割合がバカにならないのでこの方法は使えません。

2017/04/10

思い出の懺悔銘柄:プロトコーポレーション

株の失敗を振り返るこのテーマ。
失敗には損する場合と儲け損なう場合があるのですが、今回は儲けそこなった話で4298プロトコーポレーションを取り上げたいと思います。

プロトは「カーと言えばグー」の中古車情報を取り扱う会社で、新幹線に乗っていると名古屋駅を出たすぐの所にでっかい看板があったので知っている方も多いんじゃないでしょうか。

私がプロトに興味を持ったのは十年くらい前だったと記憶しています。きっかけはスクリーニングでした。割と低PERでそこそこ安定して利益を出している会社を探していて見つけたのです。

当時の私はグレアムの本を読んで割安・安全域という点に結構こだわりがありました。プロトはそこまで割安ではなかったのですが、小粒ながらまぁいいセン行ってました。

プロトの仕事は当時コンビニなどに置いてあった分厚い中古車情報誌を発行することでした。雑誌は低価格で販売し、中古車店からの広告料を取るというビジネスモデルです。
その昔フロムAというリクルートのアルバイト雑誌がありましたが、それと同じビジネスモデルと理解しました。


というわけで早速株を購入したのですが、結局1年ほど保有して売ってしまいました。


理由は私が成長株と中国株へと興味が移ったことと、配当は出るものの当時の持ち株数では絶対額もたかが知れた額だったことですが、ぶっちゃけ言うととにかく退屈なつまんない株だったからです(笑)

ところが私が売った後、プロトは優良銘柄として投資雑誌などで度々取り上げられ、なんと株価は数倍~10倍近くになったのです!テンバガーですよテンバガー。まるで別れた元カノが芸能人になっちゃった時のような悲しみw。

<参考:プロトのチャート>

なによりイタかったのが、このプロトを投資雑誌で紹介してたのが、私も株の勉強に読んだ本「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」の著者の山口陽平氏だったことです。



著者の本を見て著者より先に見つけて買ったのに儲けそこなう事案の発生( ;∀;)

もっとも、プロトが上がったのは私が注目した割安さが見直されたのではなく、紙媒体だった中古車情報誌をネットでポータルサイト化していく戦略が評価されたからのようです。

IT化が成功すればコストが下がりますし、集客したアクセスで別のビジネスにもつながる期待もあったのではないでしょうか。



というわけで私が悔しがるのは筋違いなんですが、この時一つ思いついたのは、狙ってテンバガーを目指す場合の買い方のアイデアです。

テンバガー株とは目が覚めるような業績向上が必須条件ですが、一般に赤字の小型株などはとてもおっかなくて買えません。

割安株の株価は何もなければ下方硬直性があり、そこに成長性が加わると大きなアップサイドリスク(株の世界のリスクとは不確実性のことです)がつきます

ということは、割安な株の中で自分がオリジナルな成長ストーリーを持てるような株を見つけたら、損する可能性は限定しつつ、利益は無限大のオプションが目の前にあるようなものです。
こういう株なら買ってしばらく辛抱強く持っててもいいんじゃないでしょうか。

株で大儲けするには暴落時にガッサリさらう以外にも、通常時にテンバガーを掘り当ててもいいのです。次の暴落まで長そうだし読者の方もヒマつぶしにテンバガー探しなどはいかがでしょうか。

P.S.同じような経緯で、3302帝国繊維も私の懺悔銘柄です。。。

<参考:帝国繊維のチャート> 

#このテーマに関連する記事は思い出の懺悔銘柄 で検索してください。

2017/04/09

特定口座の源泉徴収あり・なし

今年も確定申告して還付されるお金が振り込まれる時期になりました。

私は昔は特定口座の源泉徴収は「無し」にしていて、最近は「有り」にしていますが、来年はまた「無し」に変えようかと思っています。

以前に無しにしていたのは、複数の証券会社を均等に使っており証券会社間での損益調整はされないためでした。

それをある時期に一つの証券会社にほとんどのポジションを移したので有りに変えました。

どちらにしても毎年確定申告はしていたので無意味と言えば無意味なんですけど、無しだとどうも税務署様は入念にチェックされるようで(私調べ)、それが鬱陶しくて有りにして放置してました。

しかしながらFFレートがここまで上がってくると、源泉で一時的にとられている税の運用機会損失が無視できない額になってきたので、また無しに変えようと思います。

ロックされている金額の金利分も還付されるという話も聞いたことがあるのですが、それは法人の話かもしれないし、どうせ日本の金利ベースでの計算に決まってるので、外国株メインの私にとっては困るのです。

外国株でもらった配当はドルで振り込まれますが、源泉で取られるはずだった税を納税時期までMMF等にいれておけば金利が付きます。

それが結構バカにならない額になりそうなので、年末までに忘れずに変更届けを出しておこうと思います。

これでお食事一回くらいは実質無料で頂けるかもしれません。リッツのイタリアンのマルゲリータが美味しかったので、このお金でまた食べたいです。自費で払うのは嫌ですから(笑)

2017/04/08

【書評】損する結婚 儲かる離婚

今日の記事は株には関係ありません。
長いし興味ない方ここでさようなら。




本日は株ブログでは老舗の金融日記の管理人による「損する結婚 儲かる離婚」を読みましたのでその感想です。



そういうのはアマゾンのレビューにでも書けば?と思うかもしれませんが、あそこは自由に書けない所ですしここで記事にしました。



さて総評ですが面白いエンタメ系の本でした。たった800円くらいですから価値は十分だと思います。

本書は主に2つのテーマで構成されており、日本の結婚制度においてお金がどのように流れるかを解説した前半と、生物学的な視点や日本と諸外国の現状を比較して日本の結婚制度の欠陥を説く後半部分からなります。

そして最終的に日本の少子化問題の根源はこの結婚制度の欠陥にあるとして、日本女性の「結婚して子供を産む」か「一生独身を通すか」の2択しかない現状に「事実婚」という第3の選択を著者は提唱します。



前半の詳細は結婚後うまく行かなかった場合、収入が多い側が大きな経済的ダメージを受ける事を著者の友人が3800万円も失ったケースなどを例に解説していきます。法的な結婚の義務を知るたびに結婚が恐ろしくなること請け合いですが、ケース自体が「年収何千万というサラリー」をもらう人に限定されるものであり、普通の人には無縁の話ではあります。

また内容自体はネットでも取得可能な情報ですが、弁護士の監修は受けているようなので、真偽不明なネット情報を吟味する手間を著者が代行してくれていると考えれば800円なんて安いものです。



後半の内容は事前にレビュー等で、著者がゆるやかな一夫多妻制と日本の女性に事実婚という第3の選択を主張しているらしい、と知っていましたが、まーたそんな綺麗ごと言って、本当は単に著者が中出ししたいだけちゃうのwと思っていました。

というのも著者は賛否両論の「恋愛工学」の提唱者でもあるのでセックスには困ってなさそうですが、どうにもこうにも中出しはだけは拒否される→何でだ?→そうだ、結婚しないと子供をつくってはいけないという文化が悪い!→これは本で正さなければ!と、どうせそんなこったろう、と思っていましたが、すみません、もっと真面目な内容でした。

著者は生物学的なファクト、近代に一夫一妻制が人工的につくられた経緯および女性にはむしろデメリットの方が多いこと、また槍と盾で戦争する必要のない現代では母系社会の方が優れている点、などにより一夫多妻制が人間にとって自然であると言います。

話は理路整然としていて、読み進めるうちに著者の主張以外に正解は無いのでは?という気になってきます。

しかしながら、じゃあ著者の言うとおりにしてみよう、とはなぜか思わないのです。そう思わせない何かがあります。

ここから先は単に私の著者のプロファイルになるのですが、おそらく著者は子供も結婚の経験も無いのではないでしょうか。違ったらすいません。

というのもどうも問題の解決策への思考ベクトルがずれている感じがするからです。

人は自分の記憶が始まるのは3歳くらいからだと思います。つまり生まれてから3年間、人は自分に何があったのか、何も覚えていません。

仮に兄弟を世話した経験があっても、妊娠発覚してから生まれるまでの10か月も加え、その間に親が自分に対してどんなことを考え、どう思っていたのかは知る由もありません。

人は親になることでそれを嫌でも実体験し学ぶので、親になるとちょっと考え方が変わってきますが、そうするとこういうベクトルでは物を考えないような気がするのですが・・・。



また本書では繰り返し男女平等が強調されていますが、そうすると一夫多妻で子供がたくさんできたら男性側が全部育児する可能性もあるのですが、そうなったら著者は一体どうするのでしょうか。

とにかく、もし著者が未婚だとすると、結婚も離婚も経験が無いわけですから本書は結婚と離婚のごく一部の表面上の顔を取材で紹介したエンタメよりの本になります。

私の株の師匠がよく経営の経験がない大学の経営学のセンセイのことを「AVを1000本観た童貞」と表現していましたが、ちょっとそれに通じるかも。

この予想が大ハズレで、実はよくある「私の友人が~」という話は大抵お前の話だろ!と同じく、本書に出てくる大損した友人とは著者自身で、実は結婚してて何人も子供がいて婚費で死んでる、とかだったら大変親近感が湧いて面白いのですが。



話をもとにもどします



本書の実用ケースは配偶者が年収1000万以上のフロー所得者であり一般人には無関係ではありますが、読み物としては大変面白い雑学系のネタ書籍でした。

著者のブログにも全の記事はネタであると注記されていたし、著者は言った通りのことをする正直な方だと思いました。

一方、ネタとはいえ著者が提唱する社会は正しく理想的である部分も多いと思います。実際、諸外国ではそれに近い社会が問題なく稼働しており人口も増えてきています。結婚というツール自体も著者がいうようにデメリットもあります。

しかし私は常々思うのですが、社会の変化には連続して変化できるものと、不連続なものがあるのです。

不連続なものとは、例えば日本の左側通行の車を欧米のように右側に変えよう、というものです。

こういうのはある日を境に一気に変えないと出来ません。2~3年かけて徐々にやろうとしても出来ません。日本における結婚制度もこの類じゃないでしょうか。

私がいつも見てるTV番組のWBSでもコメンテーター達はよく「労働の流動性が大事」と言います。確かに正しく理想的なんですが、それ、不連続なんです。
なので、こういうのを聞くと私はいつも例の「AVを1000本観た童貞」説を思い出します。

とはいえ、著者は非常に頭脳明晰でツイッターではいつも新しい視点を楽しませてくれており、これからも活躍を切望します。

また、ぜひその頭脳を維新、敗戦に続く次の日本のメジャーアップデート時に向けて、実際に手を動かす船中八策を練るブレーンとして役立ててほしいと願っています。

投資生活ブログは金融日記を応援しています。


関連記事:保育園落ちた→日本、本当にありがとうございました
関連記事:結婚相手という銘柄選択

2017/04/04

PERの評価は難しい

PERは確か私が最初に覚えた指標でしたが、知れば知るほどこの数値の評価には手を焼いています。

まず詳しい根拠は割愛しますが、事実としてPERの標準は15倍くらいです。これは他に特筆することのない会社でしたら、これくらいなら正当という基準です。

しかし実際には全く特筆することのない会社というのは無いので、PERが40倍だから割高だとか、8倍だから割安だとか、そういう事は一概に言えないのです。

例えば40倍でも業績がどんどん上がっていればフェアバリューですし、逆なら8倍でも割高だったります。

ちなみにそういうのを補正するためにPERを成長率を割ったPEGレシオという指標もあり、例えばPER20倍で成長率20%なら1.0で普通だ、とかいうふうに使います。

でもこれでPGやKOを見るとは3.0以上もあります。じゃあ割高なの?というと、またまたそうとも言えません。

そういうキャッシュフローが安定している会社は株の中でも債券に近い(=リスクプレミアムが低い)ということでその程度は良しとされたりします。
例えばリスクプレミアムがゼロでリスクフリーレートが2%なら、PERは50倍でも標準的です。

結局、PERの妥当性を判断するには事業の定性分析に加えて周辺2~3年の定量分析も必要になり、それなら最初から有報でも読めば?という話になってしまいます。

唯一、市場全体のPERというのはそういった個別企業ごとのデコボコがインデックスのようにならされて、相場全体の割高割安の判断には使えそうです。

しかしそれでさえリーマンショックのような異常時には全企業の業績が悪化して非常に数値が高くなるので、そういう時はまた別の価値基準でみなくてはいけなかったりします。

このようにPERを判断するには考慮する点が多くあります。

よしんば考えられる点は全部考えて、やはりこれは本当にPERが低いのではないか?と思っても、最後にはまだ「それは市場のみんなが知っていて自分だけが知らない事があるんじゃないか?」という疑惑が残ります。

私がIBMを買った時もそうでした。
バフェットが買った後もずんずんと売り上げと株価は下がっていて、PERは10倍を切っていました。当のバフェットもIBMへの投資は失敗になる可能性がある、とか言い出してました。

しかし、EPSとDPSの差を見たらまだ増配余地は大きかったし、なによりIBMはこんなピンチは過去100年に何回も乗り越えて来たはずじゃないか、それに最悪あのバフェットよりも安い価格で仕入れるんだから、俺が損した時はあの爺さんも大損だし!買うか!と何の根拠もなく購入しました。

このようにどんなに安くても売買判断とは最後は結局は何の根拠もない「思い込み」になるので、私はPERを手掛かりにバリュー投資をするのは今だにモヤモヤした部分が残るのです。

関連記事:PER30倍は割高ではありません。
関連記事:IBM から配当金
関連記事:30年後も通用する事業

 

2017/04/03

30年後も通用する事業

株式で長期運用する際に保有株の事業が継続するかどうかは重要なチェック項目です。
しかし未来のことは分かりませんので、私はヒントとして30年前のことを思い出して今と比較してみることがあります。

今から30年前の1987年はどんな世の中だったでしょうか。

時代はバブル絶頂の2年前で、街ではコギャル(死語)がポケベル(死語)のメッセージをキツツキみたいに電話ボックス(死語)で連打してました。達人にもなるとすごい早さでビビりまくりでした。

そういえば町じゅうの公衆電話(死語)には電話帳(死語)と言われた分厚い雑誌が置いてあり、数万人分の個人名と住所、電話番号が載っていました。
もちろん女性のデータもばっちり載っており、今のフェミニストが見たら発狂するかもしれません。

翻って今はどうでしょうか。コギャルはJKとなって健在ですが、ポケベルも電話ボックスも電話帳もスマホの中に入って全部無くなってしまいました。

一方、まったく変わらない景色もあります。例えばマクドナルドでハンバーガーとポテトを食べながらコーラを飲む姿は変化ありませんし、ディズニーランドも盛況で変わりません。

他にも思い出すといろいろ懐かしいですが、当時を知らない人の場合はどうするかといいますと、その時代の映画などを見てみてはどうでしょうか。

バック・トゥ・ザ・フューチャーなどちょうどその時代に当たりますので、鑑賞して過去にタイムトラベルしてみると面白い。

そして映画の中にあるものを今と見比べるのです。するとペプシなど、ローテクなものはあまり変化ありませんが、テクノロジー関係は大きく事情が違うことが分かります。
現実が映画を追い越しているものもあれば、いまだ実現していないものもあります。

このようにハイテク関係の事業というのは非常に将来予測が難しく、衣食住に関するベーシックな製品はあまり変化ありません。

という訳で、株を買うなら消費やエネルギー、公共セクターなどが安心と言えるのですが・・・ここで終わらず、もう少し思考を続けます。

例えば、そんな強烈に変化する事業環境の中にあるハイテク企業において、数十年もサバイブして利益を出し続けているIBMのような会社もあるのです。ある意味こちらの方がすごいとも言えます。

そういう会社は時代に対応するDNAを持っている可能性が高く、しかもローテクよりも利益率が高いので、見つけ次第しっかり拾ってウォッチリストに入れるようにしています。


P.S.歌詞に「ポケベルが鳴らなくて」とか「ダイヤル回して」とか入ってる歌を今聞くと失笑ものですね。

2017/04/02

タワマンの近所付き合い

タワマンの住み心地をレポートするこのシリーズ。永らく中断してましたが、結構見られているようなので継続します。

さてタワマンの近所付き合いですが、ほんと、無いです。
引越し前は入居後に上下左右くらいは挨拶に行こうかと思っていましたが、なんていうか、そういう雰囲気じゃないんです。偶然会ったときは挨拶くらいはしますが・・・。

ホテルに泊まった時、わざわざ隣上下の部屋に挨拶に行かないですよね?そんな感じです。

そんな希薄なコミュニティをサポートするためか、居住者専用のネット掲示板があるらしいのですが、ああいうのはどうせ炎上するでしょうし、どうでしょうね。

どうせ釣るオッサンと釣られたオバサンの罵り合いになってそう・・・と思いつつ、今回の記事を書くために試しに覗いてみたところ、なんと全く書き込みがありませんでした。住民完全スルー(笑)

という訳で、タワマンでは本当に近所付き合いは希薄です。

これでは災害時などには困るでしょう。避難訓練もないですし。
というか、本当は法令で避難訓練が義務付けられているようで、一度↓のお知らせが入っていました。

当マンションには非常に多くの居住者がおり、一斉に訓練されますと混乱が予想されるため本通知を持って各自で訓練されることで避難訓練と代えさせて頂きます

訓練とは災害時にその「住民が一度に避難して大混乱」に備えるためにするものだと思うのですが。。。

それともタワマンでの災害は各部屋ごとに順番に時間をずらして起きるのでしょうか(笑)

これでは実際の災害時には死人が出るやもしれませんので、私はせいぜい死なないように災害イメトレでもしておきたいと思います。

2017/03/26

2017年3月の投資成績と注目銘柄

3/26現在の投資基準価額は前月比-0.88%、バークシャー株は-0.08%でした。インデックスは日経が-0.11%、NYダウが-1.08%、ハンセン指数が+1.64%でした。

■投資履歴





【注】上記の「基準価額(USD建)」は配当再投資です。インデックスは配当を再投資しないため単純比較はできません。配当込のインデックスのパフォーマンスを知りたい方は非上場型のインデックスファンド等を参考にしてください。

【注】上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。

■最新のポートフォリオ


■最新の注目銘柄
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。
 

HSBC Hldgs. plc (Hong... 0005

Hang Seng Bank 0011

Jiangsu Expressway Co... 177

Tingyi (Cayman Islands)... 0322

Television Broadcasts... 0511

Zhejiang Expressway... 0576

Tencent Holdings Ltd 0700

Huaneng Power Intl. Inc 902

China Mobile Ltd. 941

Calbee Inc 2229

X DBMSCIUSA 3020

Unicharm Corp 8113

SoftBank Group Corp 9984

Apple Inc. AAPL

iShares Barclays... AGG

American Express Company AXP

Alibaba Group Holding... BABA

Berkshire Hathaway Inc. BRK.A

General Electric Company GE

Gilead Sciences, Inc. GILD

Alphabet Inc GOOGL

Intl. Business Machines... IBM

Intel Corporation INTC

Johnson & Johnson JNJ

The Coca-Cola Co KO

Lockheed Martin... LMT

iShares IBoxx $ Invest... LQD

3M Co MMM

Microsoft Corporation MSFT

NextEra Energy Inc NEE

Northrop Grumman... NOC

Procter & Gamble Co PG

Southern Co SO

AT&T Inc. T

Taiwan Semicond. Mfg... TSM

Vanguard Long Term... VCLT

Verizon Communications... VZ

Exxon Mobil Corporation XOM

Mastercard Inc MA

Wells Fargo & Co WFC

salesforce.com, inc. CRM

SPDR S&P 500 ETF Trust SPY

iShares S&P US Pref... PFF

iShares Select Dividend... DVY

iShares Trust HDV

Nippon Telegraph And... 9432

East Japan Railway... 9020

Nissan Motor Co Ltd 7201

■コメント

今月の成績は若干下降しました。トランプ政権の実行力に少しケチがついて、世間的にややリスクオフになったようです。

今月の投資行動は、やや大きめのJPYポジをHKDに両替。HKDはドルペッグ制なので、実質的にドルに両替と同等です。

両替したHKDの運用方法は目下考え中。定期預金の利回りが1%くらいならそれに入れてもいいのですが、FFレートは上がっているものの定期預金の利回りはUSDもHKDも0.2%に張り付いているので困っています。

株は売りたくも買いたくもない価格なので何もせず。仮に今ノーポジだったとしても、多分今と同じくらいポジションを取ってひとまず様子見だと思うので、まあ頭は茹だってないようです。

とりあえず今月末は優待が多いので、適当に優待でも取って暮らします。伊勢丹の優待で10%割引カードを貰って寿司でも食べに行きたいのと、今年の夏にauの2年縛りが終わるのでソフトバンクの6ヵ月基本料無料の権利でもGETします。